みなさんこんにちは、家庭教師&個別指導塾ノーバスのかえです。
だんだん寒い日の割合が多くなってきましたがみなさんは風邪などひかれていませんか?
私は先月の末にひどい風邪をひいたあとばっちり回復したと思っていたのにこの土日に見事にぶり返してしまいました。
特に日曜日はがらがら声になってしまいました。
ぜひみなさん、家に帰ったら手洗い、うがいをしてくださいね。
さて今日は『英語の予習・復習』についてのタイトルにしました。みなさんはどのように英語の勉強をしていますか?
中学3年生の女の子の英語を担当していますが、彼女は特に英語の成績に関しては可もなければ不可もなく…という言葉がぴったしかなという感じの生徒さんです。
が、その彼女、今回見事10月にあった中間テストで10点以上もアップすることができました。
その結果の報告を受けたとき、授業中に二人して喜びの悲鳴をあげてしまいました。
まず1学期、ノーバスの授業では、毎授業ごと教科書の和訳をしていました。そして次に学校の授業にあわせ教科書に準拠したワークで文法事項をチェックする・・・というふうに進めていました。
彼女は和訳はよくできていました。学校の授業をきちんと聞いていたのでしょう。
問題はやはり文法。全くできないのではなく、ちょっと長い文章のひねった問題になると語句の順が入れ替わったりしてしまう、というミスをしてしまっていました。
2学期になり同じ授業でも少し変化をつけることにし、手間がかかる方法をとりいれました。
それは何かというと、1冊ノートを作りました。まず今使っている教科書の文章を書き写してきてもらいました。
もちろんそれは、単元を一つ…だけでなく、教科書に載っている単元すべてです。
そして毎授業ごとに、はじめは1学期の復習として1学期に終わった単元の和訳と単語をそのノートに書いてくることを宿題にしました。
授業では、和訳のチェックをし、おかしいところがあればその文章に関する文法から一つ一つ細かくし、確認をしました。あやふやになっているようだとわかれば、ワークから類題を選び練習しました。また確認したところは、そのノートに書き出し、メモしてあとで復習して読み返してもわかるようにしていきました。そしてもう一度和訳をしなおし確認しました。
また単元ごとに必ず文法の構文があるので、一つずつ用法を確認してはノートに書き、問題を解き、場合によっては宿題に練習問題をだしました。
1学期の復習が終われば、次は2学期に学校の授業で進んだ範囲を同じように、ノーバスの授業でも進めていきました。
和訳を1単元分してくること、またそれをノートにしっかり書き込むことは時間のかかる作業だと思いますが、毎週しっかり範囲をやってきていた彼女。2学期に入ってからは、この和訳の作業が宿題に含まれる為、宿題の量が増えましたが、よく頑張ってこなしていました。
試験前は、学校で友達と一緒に勉強もしていたようです。
わからないところは教えてもらったり、良いペースで準備していた様子です。
テスト明けに授業で見直しをしましたが、間違えたところは本当に惜しいところばかり。
今回の試験、彼女はよく頑張りました。そして成績があがったことをきくと自分のこと以上に嬉しいものですね。
そして今回『復習』がやはりどれほど大切か私も再確認しました。また多少手間がかかりますが、時間をかけてやったことはしっかり身につくということも改め実感を彼女も持てたようです。
次の課題は、先に学校の教科書の範囲の予習を終わらせることです。
そして入試にむけての準備も始まていく予定です。