がんばる先生の指導ノート

みなさんこんにちは。家庭教師＆個別指導塾のかえです。
3月に入り、受験シーズンもほっと一息がつきました。
高校受験もどの地域でも合格発表が終わりました。
たくさんの嬉しい報告を聞けてほっとしています。

・・・が、あっという間に新学期の準備シーズンです。
教室では、新中学1年生が新しく英語の授業を増やし、その準備段階の授業を早速行なったり、新しく入塾生徒さんやお家に新しい先生がきて心機一転頑張ろうとしている家庭教師の生徒さんたちが続々と増えています。
あっという間に春がきているんですね?。
気分も新たに臨んでいきたいと思います。

さてこの時期に補習授業から私立中学受験に切り替える生徒さんが、私の受け持ちの中でも多くありました。
目標を持ち、新しい勉強に最初は混乱、戸惑いもありながらも頑張っています。

私国立中学受験専門の塾に通っている生徒さんは、早ければ3年生4生から通っているようです。
ですが、6年生に学年があがる時にやはり考えて、「受験をしよう」と思ったときに集団授業に入ろうと説明を受けに行くと、授業の様子を聞くとずいぶんと内容が進んでしまっているのでついていけるか心配だというケースをよく耳にします。
正直なところとても大変だと思います。
実は私もその経験者なのでよく気持ちがわかります。
私は受験準備には少々遅かったかもしれませんが、小5の冬から塾に通い始めました。

当時は、『個別指導塾』というのは全くなかったに等しいと思います。
まして『家庭教師』は、敷居の高いものでした。
今は時代も変わり、『家庭教師』も『個別指導塾』も生徒さんのニーズに合わせて選べるので、とても受験生やお子様にとっては、とても整った環境だと思います。

さて話は戻りますが、6年生に上がる前に私国立受験に切り替えた生徒さんは、果たして受験に
『間に合うのですか？』
と質問を受けます。

そこは、、『家庭教師』も『個別指導塾』も一番得意な分野です。
ノーバスは
『生徒一人に先生一人なら、わからないところはすぐ質問でき安心して勉強に集中できる』
『苦手・得意を考慮した専用カリキュラムで一人ひとりの個性に合わせたきめ細かな指導ができる』
ことを大切にし、指導にあたっているのでその心配事も解消できるように指導案を作成し、ご家庭と相談しながら授業に臨んでいます。

小学校5年生の女の子の国語を担当しています。
始めは、補習授業として入塾してきました。
が、やはり『自分にあった学校へ』という気持ちから、私国立受験に切り替えました。まず受験本番までの指導案を作成しました。
それをご家庭にお渡しし、了承のもとに授業を進めています。

まず国語の女の子。
文章読解が大の苦手です。なので、今授業で行なっていることは、

?問題文の文章を黙読で1回読む。
?2回目を読みながら、登場人物に印（丸）をつける。
?3回目を読みながら、今度は「いつ」「どこで」時間と場所のわかる言葉に記しをつける。

そのあとに口答で質問し、今度はノートに書き写します。
さて次に段落ごとに、まとめていきます。そのときごとに内容は変えています。
一番大切なことを書いてみましょう。とか、主人公の一番の言いたい気持ちを書き出しましょう・・などです。

そのあとに、宿題で問題を仕上げてくることを出題しました。

するとご家庭から、『授業で行なっている文章整理も宿題にだしてください」とご連絡が・・。
早速宿題にもだすようにしました。

本人は「めんどくさい・・」といいます。
けれども、毎回「けど出来るようになってたらいいや・・」ともいいます。
「めんどくさい」との言葉が出た時には、一つ一つなぜ今このような作業をするのか、細かく説明していきます。
そうすると納得してくれているようです。

その生徒さんが言うとおりに、『出来るように』なるためにわざと遠回りな作業（勉強）を今回はしています。

宿題をみると問題はしっかりと解けていました。
ただこのことを次は書き出さなくても、出来るようになりたいのですが、それまではもう少し練習が必要かな・・とも思っています。

今後の伸びに期待をしています。