みなさんこんにちは。家庭教師のノーバス教授&個別指導塾ノーバスのかえです。
少し8月もお盆が過ぎ、涼しい日が増えましたね。
お盆明けの時期になると、だんだん受験生もさらに受験のことを身近に考えるようになるようです。
お盆あけてからの中学3年生の男の子がこの夏休みは思ったより遊べなかった・・・・と、話してくれた男の子がいました。
思ったよりも勉強する時間が必要だったことがわかったとも話してくれました。
さて今日は、タイトルにも載せさせて頂いたとおりに
『文章の読み方』について書きたいと思います。
さてみなさんは『国語』の読解力はどうやってつけたらいいと思いますか?
『じっくり文章を読みましょう』
などと、コメントやアドバイスをされたことはないですか?
実際に一生懸命読んでいるけれどもなかなか内容が頭に入ってこない・・という話も聞きます。
では、どのようにして文章を読んでいけばいいのでしょうか?
中学3年生の男の子、国語を担当しています。
数学、英語は成績も悪くない結果を取ることができるのですが、国語だけがなかなか点数が取れませんでした。
いつも、いろいろな方法を試しながら、文章を読むように授業でも進めていますが、なかなか上手くいかない様子。
原因は、文章を読んでいる途中で主旨が分からなくなってしまうこと・・でした。
短い文章は、しっかりと読み込みができるのです。
短ければ、何がどうして、どういうふうに進んだのか、説明が自分自身でできるのですが、長くなると、そのあたりが混乱してしまうのです。
今行っている作業としては、短い文章から主となる内容がどのように変わっていくのかを説明することを繰り返しています。
どんなに短い文章でも起承転結があり、結果、もしくは結論、作者が一番言いたいことが書かれています。その作者が伝えたい内容を読み取ることが『読解』だと、彼にもいつも説明をしています。
そのために、段落ごとにキーワードを探してみたり、要旨をまとめたりすることで繰り返し練習しています。
この作業は、すぐには点数として結びつかないかもしれませんが、この行程をたどらなければ、『読解』には結びつきません。
さてその彼は、今も自習室で短い文章の問題にチャレンジ中です。
毎日、自習室に通い、毎日問題を解くことを夏休みの始めに決めました。
すでにお盆が過ぎ、夏休みも後半分をきりました。
約束どおりに毎日毎日取り組んでいます。
来月、9月始めに学校でも実力テストがあり、そして続けて模試があります。
この夏休みに練習した分がどれだけ力としてついたか、見れるチャンスです。
是非残りの夏休みも頑張って、少しでも点数アップにつながるようにと願っています。