対象/小学1年生〜小学6年生
自分で調べるおもしろさを知っているかどうかが、
理科を学ぶ上ではたいへん大きなことです。
子どもは身の回りの様々なものに興味を持ち、
おもしろがったり、不思議がったりします。そういった興味や
意欲はとても大切です。自ら積極的に学習することほど、
知識が身につくことはありません。
しかし、調べる方法がわからないと、先には進めないのです。
家や学校にある図鑑・百科事典で調べる。
図書館へ出かけて、専門書を探してみる。
インターネットで調べる。
図鑑や百科事典であれば、自分の知りたいことをどうやって
探すのか、その方法を知らなければなりません。
図書館の本はどのように並んでいるのかがわかれば、
目的の本を素早く探すことができます。
インターネットの情報量は膨大ですから、
その中から自分に必要な事柄を選べなければなりません。
調べ方がわかれば
「なぜ?」という疑問がその場で解決します。
疑問が解決すれば、調べることがどんどん楽しくなります。
小学校の理科では、身の回りのさまざまなことについての
実験や観察を中心に授業が進みます。
実験や観察自体、
興味を引く楽しい作業ですので、
子どもはとても熱心に取り組みます。
しかし、せっかく好奇心をもって取り組んだ作業も、
やりっぱなしでは成果が得られません。
理科の学習は、この実験・観察の後がとても重要なのです。
実験や観察の過程や結果を上手にまとめることができれば、
調べたことが知識として確実に身につきます。
「目的」や「方法」、「気づいたこと・考えたこと」、
「結果」や「結論」を順序立ててまとめれば、
頭の中を整理し、ものごとを論理的に考えることができます。
「今日はどんな実験をしたの?」
「何かわかったことはあるかな?」
1対1のノーバスなら、先生とじっくり話し合いながら
学校での実験や観察の復習をし、
まとめる力を身に付けることができます。