対象/中学3年生
問題の解き方は合っているのに、
計算ミスして点数を落としてしまう。
途中までは間違っていなかったはずなのに、
最終的な答えがずれている。
そんな経験、
ありますよね。
こうしたミスはちょっとした工夫で防げるんです。
最後に見直しをする際、どこに途中計算式があるのか
探すのに時間をかけてしまうのは非効率的。
途中計算式を消したり、問題用紙のあちらこちらに書かず、
きちんと整理しておくことが大切です。
見直しはあくまでも“目で直す”もの。
途中計算式を見て計算間違いがないかを確認するための
作業ですからもう一度解くことよりも、
確認しやすくしておくことを心がけましょう。
公立向けの数学は
教科書の内容から出題されるので、
最低限の基礎を押さえておけば
ある程度の点数は取れます。
しかし、確実に点数をとるためには
基礎固めの他に
重要なことがあるのです。
数学は配点が高い科目ですから
ケアレスミスには注意が必要。
そのためには、まず時間配分を誤らないこと。
出題された問題のどこにどれくらいの時間をかけるのか、
きちんと判断できることが大切です。
そして、万が一のミスもきちんと防げるように
見直しをしっかり行えるよう途中計算式を分かりやすく
残しておくことが重要です。
志望校を早めに決めることは
勉強の計画を立てるために
重要なこと。
しかし、すぐに過去問に取り掛かるのは
あまり効率的とはいえません。
どのように勉強していくのが
良いのでしょうか?
私立向けの数学は学校によってクセがあります。
志望校が決まったら、まず傾向と対策をつかみ、
その学校のクセを見抜いてから
取り組んだほうが効率的です。
秋頃には過去問に取りかかりますが、
余裕があればその学校だけでなく
傾向が似ている学校の問題を解いてみるといいでしょう。
ハイレベルな学校を志望なら、
とにかく色んな問題に触れれば出題パターンがわかります。
中堅校の学校を志望であれば、公立高校と同じように
基礎を固め点数を落とさない勉強が必要です。