北越谷駅前校 からのお知らせ:
思った以上に
保護者様から、思った以上に子供が良い成績をとってくるので、目指す大学をどうしたらよいか悩んでいますと相談されました。 いわゆる「想定外」だそうです。「贅沢な悩みですね」とつい言ってしまいました。 その生徒さんは、小学生の時につまづいたことがあり、それを引きずって入塾したのですが、話していて気づいたのは、問いに対していろいろなことを考えてしまい、整理ができなく混乱しているようでした。 相手に意思表示・説明がうまくできないこともあり、こちらからこまめに問いかけ、勉強はいろいろなことを考えるのが大切で、それができることはすばらしいことであることを、何度も褒めました。そして結果にとらわれず、考えたことの内容は否定せずに接することにしました。 それが功を奏し出したのが高校入試間際で、めきめきと結果が出てきたのが高校生になってからです。回りの予想以上の結果を出すことに、毎日がんばっている本人はあっけらかんとしていますが。 そんな生徒さんですから、入試までの成長を期待して高い目標を持って「想定外の志望校」を選択することを助言させていただきました。 学習塾は大学入試が終着点ですが、生徒さんの人生はまだまだ始まったばかりです。先を見すえて頑張ってほしいです。
[2009-06-15]