北越谷駅前校 からのお知らせ:
「数学という力」
Asahi Shimbun 朝日新聞「GLOBE」に「数学という力」という特集記事が掲載されています。 数学が経済に使われ、今の不況の引き金になった、アメリカの金融工学から生まれた金融商品が、問題になったことは記憶に新しいことと思います。数学者の机上の空論で経済を翻弄した的な批判の情報が流れていましたが、果たしてそうなのか、一度この特集記事を読んで再考してもよいのかもしれません。 読んでみて、今まで数学がビジネスに使われていなかった?!と不思議に思いました。確かに物理や化学、生物など実用性のある理系の学問はビジネスの対象にはなっていましたが、数学は教養的に置かれ、ビジネスには直結してはいなかったように思います。これが良いのか悪いのかは分かりません。 個人的には数学の論理的思考を学ぶことは、透明な秩序ある社会を作る土台作りになっていると思っていますので、数学がビジネスにもっと使われ、透明な秩序あるビジネスを作り上げていって欲しいものです。できれば政治にも。 《塾生の皆さんへ》 闇雲に問題を解くのではなく、問題を作った方の意思を感じて解いてみましょう! 問題文を読み、問題の全体の流れをまずは感じましょう。そして感じた問題から解いてきましょう!解くというよりも対話する感じです。解けたときの喜び、気持ちよさが変わってきます。 対話無くして論理的思考は出来上がらないと思います。
[2010-02-02]