「個別指導」という看板を掲げた塾は数多く見かけますが、
実はそのほとんどが1対2や1対3で授業を行っている、ということをご存知ですか?
同時に学習している生徒が他にいることで適度な緊張感が生まれます。 ただし、一人の生徒が先生に説明を受けている間に、もう一方の生徒は問題を解くという形式をとるため、 きめ細かなフォローが受けられないこともあります。
1対1や1対2に比べ生徒がリラックスした状態で授業に臨むことができます。 質問がある時だけ先生に聞くような形式をとっている場合、生徒の性格によっては消極的になってしまうため 十分に学習効果が得られない場合があります。
このように、同じ「個別指導」塾であっても、授業の形態や特性はさまざまなのです。
勉強でつまずく生徒の多くは、
「自分がどこをわかっていないのかがわからない」という悩みを抱えています。
また、頭では「わかって」いるつもりなのに、いざ解こうとすると「できない」ということが起きる場合、
生徒の「わかる」と「できる」の間に「あやふや」という状態が存在しています。
こうしたことは、ただ問題を解いたり、丸付けをしたりすることでは解決できません。
問題を解く時に手が止まる部分、
説明をしている間に見せるあいまいな表情。
そうした小さなサインを隣にいる先生が見つけてあげなければ
生徒の「理解があやふやな部分」を発見することはできず、
ずっとつまずいたままになってしまうのです。
ここで、ちょっと考えてみてください。
たとえば先生1人に対して生徒が3人いれば、
当然先生が生徒1人に払う注意は3分の1に減ることになります。
果たして先生は生徒のわからないところを的確につかめるでしょうか?
生徒の理解があやふやな部分を解消することができるでしょうか?
答えは、NOです。
どんなに優秀な先生でも、2人以上の生徒を同時に、しかも完璧に指導することはできません。
ノーバスが創業以来変わることなく1対1にこだわる理由がここにあります。
生徒自身も気づかないような「理解があやふやな部分」を見つけ、
一つひとつ順を追って丁寧に教えることができるのは、1対1だけなのです。
“個別指導”として1対2や1対3の授業を行うのは、
先生の人数が1対1の2分の1や3分の1で済むために
高い利益率を保てるという
塾側の理屈を通しているに過ぎません。
一方で、1対1は10人の生徒に10人の先生が必要です。
教師の研修時間もそれだけ多くなり、管理の手間やお金もかかります。
それでも、ノーバスは「生徒の成績を上げること」だけを考えたい。
だから、最良の学習方法である1対1にこだわり続けるのです。
お子さんにとって、一番ためになる塾はどこでしょうか。
「個別指導」という看板にとらわれず、しっかりと中身を見極めてください。