北越谷駅前校 からのお知らせ:
国語の勉強
個別指導塾ノーバスの執行です。
昨日、国語の勉強の仕方を質問されました。
漢字にあまり自信ないようでしたので漢字についてお話しましょう。
漢字能力の要素ですが、【書く】【読む】【意味の理解】の3つがあります。
漢字を理解するには4つの認知能力が必要だと唱えられています。
それは、
① 図形や模様などの情報処理
例えば「清」という字は、「さんずい」に「青」という字の形をしている。
② 文字などの読み上げ
例えば「清」と言う字は「セイ」「シン」「ショウ」「きよい」「すがしい」と読む。
③ 統語処理
例えば「心の清い人たちは幸せです。」という文を瞬時に「心の清い人たちは幸せです。」という意味の文章だと判断すること。
④ 音声情報の処理
例えば「清」「掃」の字を見て「セイ」「ソウ」と発音し「清掃」と理解して熟語・文章として理解すること。
これら4つの能力が鍛えられているかどうかで、文章に何が書かれているのか理解、または文章に書き起こせるのかが変わってきます。
教科書の音読や漢字練習を「面倒くさい。」「適当でいいや。」とやってしまうと上記4つの力を鍛えることが出来ません。
国語に限らずですが、手っ取り早く点数を上げる方法なんてものはありません。まずは地道に基礎固めです。ある程度の知識を蓄えた上で、楽な解法を身に付けて、適した問題に使用できるようになります。
夏休みは地道に基礎を固めるのにいい時間ですので頑張っていきましょう。
[2024-08-01]