北浦和本校 からのお知らせ:
お習字の上手な書き方「書き初め編」
こんにちは。講師の渡辺です。 今回は前回の担当分に引き続きお習字の上手な書き方「書き初め編」をご紹介します。 書き初め用の大きな紙でも基本的なことは半紙と変わりません。そのため書く文字を半紙で練習してから書き初めに挑みましょう。 書き初めの場合、特に気をつけなければならないことは全体の配置のバランスです。一文字ずつは上手くてもバランスがとれていないと全体で見た時にカッコ悪く見えます。 そのため一文字で紙のどの辺りまで入れるのかを始めに紙を折るなどしてわかるようにしておくと良いでしょう。 次にひらがなは漢字よりも少し小さめに書きましょう。また、全部の文字の中心がそろうようにします。その方がバランスがとりやすいです。 そして楷書の場合、一文字か二文字ごとに筆に墨をつけ筆先を整えます。そうすると最後の文字まで綺麗に書けます。 最後に名前も気を抜かず丁寧に書きます。名前も作品の一部です。他が上手いのに名前が適当に書かれていると作品全体のイメージは悪くなります。上手く書けないときは名前だけ半紙で練習しましょう。 今までのことを良く考えながら書いてみてください。少しは上達するはずです。
[2011-01-20]