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松戸校 からのお知らせ:

「ボランティア」と「ボランティア活動」と「奉仕活動」

こんにちは、講師の吉田です。
いきなりですが、みなさんはボランティア、したことありますか??
実は私、4月に福島県に行って炊き出しのボランティアをしてきたんです。
いかにテレビの画面の向こうのものとして捉えていたかがわかりました。
また行かなくちゃいけないな、と本気で思いました。


ところでみなさんはボランティアについてどのようなイメージを持っていますか??
「大がかりなことをしなくちゃいけない」、「大人数で社会貢献しなくてはいけない」、「だからちょっと面倒…」
そんなふうに重く、固く考えているのではないでしょうか。
これは、本来の「ボランティア」を日本では「ボランティア活動」として捉えているからだと言われています。
本来「ボランティア」とは「自発性」「無償性」を意味します。ですから英語圏の「ボランティア」はとても範囲の広いものなのです。電車で席を譲るのもボランティア、教室で落ちた消しゴムを拾ってあげるのもボランティアです。
しかし日本での「ボランティア」は「ボランティア活動」意味します。「活動」が付くことで組織的で大がかりなことを指します。
ですからボランティアと聞くと取り組みづらいイメージを抱いてしまうのですね(+o+)
しかし英語圏の考え方だとどうでしょう。普段みなさんがやっていることも案外「ボランティア」につながるのではないでしょうか。
もっと気楽に考えていいものなのですよ、「ボランティア」というのは。


さらに…。「ボランティア活動」と「奉仕活動」も意味が異なります。
漢字を見てみると、「奉仕」は敬語でいう「謙譲」をあらわしますよね(敬語大丈夫ですか??笑)。英語の前置詞でいえば「for」。
もちろん「ボランティア」には「誰かのために」という考えが大事です。しかし現在の「ボランティア」は「for」ではなく「with」という考え方がお似合いです。
つまり、人のために何かをして働かされた気分で終わるのではなくて、いろんな人と関わりながら、それによって自分も楽しい気持ちになったり満足感を得たりしていいものなのです。


そう考えると自分にも「ボランティア」、出来そうな気がしてきますよね!!
ゴミ拾いをしたり福祉施設に行くだけがボランティアではありませんよ!!(・へ・)
自分の得意な勉強やスポーツを年下の子に教えるのも立派な「ボランティア」です。

あ、でも宿題をやってくることはボランティアではありませんよ!!笑

[2012-07-11]

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