がんばる先生の指導ノート

ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。

宿題と信頼

勉強の仕方 2007/09/21

こんにちは。個別指導塾ノーバスのなほです。

中2の女の子。英語の授業を担当しています。

きのうは中間テスト前最後の授業でした。なので、先週はテスト勉強の内容を細かく指示し、それを宿題にしました。

内容は…

・ 教科書の本文訳   1日2ページ

・ 学校のワーク     ページ数を確認して自分で計画を立てる

・ 塾のワーク      1日2ページ

テスト範囲は3単元分なので、全部やろうと思ったらかなりの量になります。1日の目標を決めて、取り組みやすく指示しました。でも、1日2時間近くはかかるはずなので、全部はやりきれないだろうなぁ、半分終わってればまぁ合格点かな、と思っていました。

きのうの授業で宿題の確認をしようとしたら…

なんと!!何もやってありません!!

思わず、ことばを失ってしまいました。「テストの点数も失うかもしれないけど、その前に信頼は確実に失ったね」と今回はちょっと厳しい話。

授業はテスト範囲のまとめのページを進めましたが、出来は散々。24問中マルが付いたのは5問だけ。

「これじゃあ、テストは20点だね。今回のテストは目標30点かな。」とテストの点数に換算してみました。自分の勉強不足を実感してかなりショックを受けたようです。彼女はいつも80点くらいは取っているんです。

「今週の宿題はどうする?」と相談してみると、同じ内容を今度こそきちんとやってくる、とのこと。

彼女のことばを信じて、来週の授業に期待します。