がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
中間テスト明けに・・・
みなさんこんにちは、家庭教師&個別指導塾ノーバスのかえです。
最近どこの中学校や高校も定期テストが終わったようですね。
みなさん結果はいかかでしたか?
中3の男の子の国語を担当していますが、彼は正直ちょっと不器用な生徒さんです。
この彼は、いつも自習室に通い、勉強しているのですがなかなか点数に結びつかないところがあります。
漢字を覚えていなければ何回でも書き練習しています。学校で渡されたワークはきちんと範囲まで終わらせます。
わからないところがあれば、先生に質問しにいき一生懸命に理解しようと話しを聞きます。
テスト前になると、自習室に夜10時まで残り勉強している姿を毎日みます。
が、どうしてもなかなか点数に現れない時期が続きました。
1学期の期末テストや夏休み明けの模試は、その成果を出すことが出来、国語に関しては10点以上アップすることが出来ました。
彼の国語に関する弱点は、「文章を読む」ということが大変苦手なことです。長い文章になると、どうしても内容が頭に入ってこない、理解するのが少々大変ということが、授業をしていて良くわかりました。
なので、夏休みに入ってからの課題は、「文章に慣れる」ということに焦点を絞りました。ですので、夏休みから毎日1枚解くペースの宿題を出すようにしました。
始めはものすごく簡単な指示語の問題から、場合によっては、その文章からキーワードを抜き出す練習をしました。
まず夏休み明けの模試は、今まで問題の内容を読むだけでも大変だった様子でしたが、全体の内容を把握することが出来ました。そのことが夏休み明けの模試や1学期の期末テストの点数に結びついたのでしょう。
しかし、今回2学期の中間テストで、前回のような点数を取ることが出来ませんでした。
早速授業中に見直しをしてみると、語句はあっているのに漢字の書き間違いでマイナス。「現代仮名遣いで書きましょう」の問題に対して、「現代語訳」を書いてしまうような問題のとり違い・・・いわゆるケアレスミスで、思ったほど点数を上げることが出来ませんでした。
今回あまり思ったような点数が取れなかったことに対して、本当に落ち込んでいました。
しかし授業の時に彼は、「今回、どういうふうに国語の対策をすればいいかわかったので、期末テストでは必ず目標点数が取れるように頑張ります。」といっていました。
取った点数に対してただ落ち込むのではなく、次はどうしたらいいのか考えた彼。その気持ちの変化知れたとき、私はとても嬉しく思いました。
今は、次のテストそして模試に向けてまた、苦手な文章把握の練習を根気強く取り組んでいるところです。
あとは、テストであがらないように精神的な面でもただいま訓練中です。