がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
高校英語長文和訳
みなさん、こんにちは。家庭教師&個別指導塾ノーバスのかえです。
だんだん冬らしくなってきましたが、風邪などはひかれていませんか?
高校3年生の女の子、英語を担当しています。
2月の入試に向けて受験準備していますが、今中心に行なっていることは、長文読解を含めた和訳です。
文法の項目ごとに問題集を解いていけば、そのときその場では解けるのですが、どうも模試や総合問題になると解けなくなってしまいます。
ですので、高校3年のこの時期ですから、長文は必ず読めるようになって欲しいこともあり、長文を全文和訳していくことをしています。
最初はまず、志望校の入試問題をまずどのくらいのレベルなのか知るために取り組みました。
毎回の授業は、彼女の場合は2コマ100分(50分×2コマ)なので、入試問題の文章に取り組んでいるときには、1コマごとに1つの量にしました。
入試問題は、少々難しかったのですが、わからない単語はそのたびに調べるようにしました。単語がわかっても和訳しようとすると、上手く文章がつなげられないことがよくありますが、彼女もそうでした。
入試問題が一通り終わると、次はレベル的にはやや簡単なものをテキストとしては選びました。
そのテキストには、全部で23章分の長文が掲載されているので、毎週授業で3つほど取り組み、宿題には1日1章として、4?5章分出したとしても1ヶ月ほどで1冊は終わります。
和訳の方法としては変わらず、わからない単語はとことん調べてもらいます。そして和訳として文章を考えるときにどのようにつなげたら繋がった意味になるかまで考えていきます。
途中大変なときには、授業中や宿題の確認を含めて一緒に進めます。
そして次は、同じ問題や文章でもいいので繰り返し取り組んでいます。
このことをする利点は、文法事項も一緒に見ていけること、確認ができることです。
また同じ問題だと覚えてしまっているのでは???
と思うかも知れませんが、意外にも2回目でも結構苦戦するものです。
何回も繰り返すとだんだんどうしたら和訳しやすいかコツがつかめてきます。難しい文章をやらなくては・・・と思うかも知れませんが、簡単な文章から慣れていくことも意味があるのです。
高3の彼女も今頑張っています。
あっという間に12月も近くなってきました。
これから冬本番に向けて追い込みです。