がんばる先生の指導ノート

ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。

高校3年生の生徒さんの場合

日記 2007/12/15

こんにちは、家庭教師&個別指導塾ノーバスのかえです。
大変風邪が流行ってきましたね。インフルエンザやノロウイルスには本当に気をつけてくださいね。帰ってきたら手洗い・うがい必須です。

最近の塾でのお話しです。
高校3年生・英語を担当しています。
ちょっとスタートが遅かったこの生徒さんは、夏休みが終わってから本格的な受験勉強がスタートしました。
この生徒さんは数人の先生で英語を担当しています。まず一人の先生は2週間である課題をだしました。それは中学3年生の問題集を一通り終わらせること。
そんなこと無理じゃないかな…って思いますよね。正直大変です。そして時間的に無理…と思いますよね。

ここにある意図がありました。わからないときどうするか…ということです。どうやってわからない問題に手をつけたらいいのかな。まずそれを伝えたかったようです。質問するのにも勇気がいりますよね。おまけに自分で何がわからなくてできないのかわからない、ということも少なくないと思います。

これから受験に向けてどういう風に勉強をしていったらいいのか・・・ということも含めて先生方は伝えたっかたと言っていました。
問題集を解いていこうとしてもどうも進まなくなると、生徒さんは先生にどんどん質問するようになりました。
そのときに『自分だとなかなか進めることが出来ません』といったり、『この問題が分かりません』ときいたりいろいろですが、助けを求めるということをするようになりました。どんどん質問できる体制が良い方向へ導いていったようです。

この生徒さんは学校が終わると先ず塾に来ます。そして授業も含めて毎日自習室が閉まる22時まで自習室で勉強しています。
ちょっとスタートが遅かったかな・・と心配していましたが、今までの送れた分を頑張ってついていこうとしています。

その成果は少しずつですが、見えています。
これもまた私たち講師の嬉しい特権です。