がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
明日は埼玉県公立高校後期入試です
みなさんこんにちは。家庭教師&個別指導塾ノーバスのかえです。
先月から中学・高校・大学と入試が本格的に始まり、ノーバスでもたくさんの受験の結果報告を受けていました。
そしてとうとう明日は、埼玉県公立後期入試です。
先週から直前講習が開講されたりしていました。
今日も塾のほうには、早い時間から中学3年生の生徒さんが来て、最後の最後まで頑張って勉強をしていました。
私も今日は、明日試験を控えている中学3年生の生徒さんの授業が4人入っていました。
『直前まで何ができるのかな・・』
と私も考えました。個別の時はその生徒さんにあった授業を毎回考え用意し、授業を行なっていました。受験日が近づくにつれてあたりまえのことですが、時間はどんどん少なくなるわけです。できることも限られてきます。
一番受験生のみなさんが気持ちが焦るだろうな・・と思います。
ですので、逆に最後の最後までやって『意味がないことはない』と思い、受験前日の授業を進めていきました。
まず、中3の女の子、英語の授業でした。
宿題は、過去問題をもう一度解いてくること。授業の始めで、間違い直しを行い、後半は長文読解を過去問題から抜粋し行ないました。
最後の最後まで、集中できるように今日は、時間制限をつけて読解することにチャレンジしました。
結果は7割ほど。今までの中でも良い結果だったと思います。
次は中3の男の子、英語です。
リスニングから始め、1コマ時間のある限り多くの過去問題に触れていきました。リスニングの結果は、先週の時点では11問中4問の正答だったのが、今日は10問中9問正解することができました。先週のリスニングの結果があまり思うように取れなかったので、この1週間毎日リスニングの問題に取り組み練習していたそうです。その成果がしっかり今日表れました。
長文は、ところどころ読みにくい部分も今日の時点で見えましたが、半分ほどは読み取れていました。彼は試験のときまず落ち着いて受験できれば心配ないと思っています。
次は中3の女の子、数学でした。
大問の?をしっかりできるようにと、2月は最後の追い込みをかけていました。
計算できても符号にの付け間違えがあったり、単純に計算ミスをしてしまったりすることが多かったので、最初に計算問題5問を解き、答えあわせをし、間違えたら正答が出るまでもう一度チャレンジする・・ことをしていました。それは、角度の問題・関数・確率にしても同じようにしてきました。
省略して計算ミスをするよりも、ひとつひとつ丁寧に計算し、ミスをなくす方向で指導してきました。
その中で関数が弱いと最後の講習会で担当の先生に指摘され、今日は関数の変化の割合と変域をもう一度確認しました。
その中でも、もっと簡単に出せる方法もあるのですが、どうもケアレスミスが目立つ彼女なので、しっかりとひとつずつ計算する方法を指示していきました。
そして彼女には『見直し』をしっかりするように最後は伝えました。
さて最後は中3の女の子、英語でした。
彼女とは、問題集の巻末によく掲載されている総合問題から長文問題を取り上げ、一緒に解いていきました。
読解はしっかりとできるので、それをテストでも生かせるように1問ずつ見ていきました。
文の並び替えにしても、単語の書き換えにしてもしっかりと文章が読解できていればできるんだということ最後に実感としてもわかってもらえたようです。
1日でできるようになることは、どんなことでも少ないかも知れません。
しかし、1日でも努力をし、積み上げていけばそれは必ず力になると思っています。
さあ、明日は入試本番です。
今までのみんなの頑張りが、そして力が存分に発揮できるように祈るばかりです。