がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
中間テストの時期になりました
みなさんこんにちは。家庭教師のノーバス教授&個別指導塾ノーバスのかえです。
ゴールデンウイークもあっという間に終わり、今度は中間テストの時期に入ってきましたね。中学生、高校生は新学期に入ってはじめての大きなテストです。しっかりと対策をしましょう。
小学生のみなさんは5月に入りずいぶんと学校にも慣れたころでしょうか?学校によっては英語の授業も始まったとのことですが、初めての英語はいかがですか?ぜひ先生たちにもいろいろと授業の様子などまたお話してほしいと思います。
さて今日は中2の女の子のお話です。
彼女は週2回、英語と数学を1コマずつ受講しています。
1年生のときから通っていて、私は最初の1ヶ月を英語、そのあとからはずっと今まで数学を担当しています。
彼女の授業については以前もこのWEB通信に載せさせてもらっています。
さて中学2年に進級した彼女。
彼女はいつも正直なところ定期試験に対策が間に合わないことがしばしばです。
どうしても学校の授業について行けない・・・と本人からも話を聞きます。
学校の授業は、どんどん進んでしまうし、何をやっているのかな・・と思う前にもう次の単元に進んでしまっていることがほとんどのようです。
塾の授業では、まずひとつひとつ理解できるようにしよう!!
ということを目標にし、学校の進度に遅れてはいますが、3年生になったときに理解できていることのほうが、この先必ず良いと判断し、1年生の最後は比例に関して授業を行っていました。
彼女の場合は、とことん多くの問題にチャレンジしていきます。
段階を踏み、しっかりと理解できるようになると本人から
『簡単?』
という言葉が聞けるのです。
その言葉を聞けるまでは何度も類似した問題を繰り返し解いていきます。
まず教科書の問題、次に彼女の持っている学校準拠のワーク、そして同じ単元のほかのテキストのコピーの問題・・・・・
と何度も宿題にも出し、授業でも何度も問題を解いていきます。
ただ問題を解くだけなら一人でも自宅でもできるので、間違えたところを何度でも根気よく解説し本人の理解度を確認します。
そうすると何度も聞いたことのある解説や解き方が
「それ、こないだも聞いた・・」
となってくると次の問題くらいで、自力で解けるようになってきます。
今は反比例と中学2年生の内容を同時並行して授業でも取り組んでいます。
できるようになった単元と同じ問題を過去の定期テストから解いてもらうこともしています。そしてなぜテストのときは間違えてしまったのだろうと考えてもらいます。
彼女に関しては、できることなら1学期の期末テストまでには、中学1,2年の学校の進度に追いつけるように目標を掲げ、進めています。
できなかった問題が解けるようになったとき・・・
というのは本当に嬉しそうです。
まだ反比例は彼女の様子を見ていると苦しんでいますが、また根気よく頑張ってほしいな・・・と思っています。