がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
夏休み近いけども・・・
みなさんこんにちは。家庭教師のノーバス教授&個別指導塾ノーバスの
かえです。
みなさん、お変わりなくお過ごしですか?
毎日毎日暑い日が続いています。クーラーに慣れてしまうとクーラーがない状況は考えられないなぁとも思いますが、昔、アパートに住んでいたときは、クーラー無しで生活していたんです。便利さになれることって少々怖いことでもあるし、贅沢なことだなぁと実感したりしました。
さて、タイトルにも載せましたが、夏休みが近づいていますが、実は聖徒の皆さんよりもそのことに敏感になっているのは先生方なのだと気づきました。
私の頭の中もそうですが、中高生の期末テストが終わると、すぐに夏休みが始まって、夏期講習が始まって・・、通知表が配布されて・・・
と考えていました。
中学1年2年の男の子の数学、英語の授業を担当していますが、宿題の量を決めると時に、私は
『夏休みの宿題もあるよね・・、大変?』
『わからない・・・、けど最近学校の宿題は出てないから大丈夫』
私の中では次は夏休みのこと、彼らの中では明日はいつもどおり学校ということだったわけです。
彼らの宿題は夏休み前だったので、しっかりとだしました。
せっかくなので、彼らの授業の様子を一緒に書きたいと思いますが、
彼らは兄弟で、時間割は違うものの私が偶然にも二人とも担当しています。
試験前には、複数の教科をこれもあれもと質問してくるので、授業以外でも自習の時に一緒に行なったりします。
彼らのすごいところは、『集中力』です。
試験前のことを書きましたが、7月始めに期末テストがありました。
私は彼らの数学・英語を担当しています。
授業の日に、まず時間割通りに数学と英語を授業で行いました。
中1の彼はもうしっかりと範囲を終わらせてあり、学校の指定のワークも終わらせていました。
そこで、授業終わったあとに家で出来るようにと試験範囲の国語のプリントを渡しました。
中2の彼は、理科が一番好きだけど英語は嫌い・・・・
最後の授業でとことん英語の範囲を対策しました。
和訳、文法、学校のプリント・・と、授業の中で終わらないことはわかっていましたが、そのあと自習していくとのことでした。
そうすると、
『英語のこれがわからない・・』
質問にしにきて、それが解決すると
『数学の連立方程式の代入法がわからない』
と質問にきて、それがわかるようになると、
『国語の表現技法の意味がわからない』
と質問にきて、すると前の時間から自習をしていた中1の彼も国語のプリントに早速手をつけ、やってみたところこれがわからなかったと質問しにきて、二人とも授業時間を含めて合計4時間以上塾で勉強していました。
途中、休憩するのかなとみていると一切なし。
それには本当に恐れ入りました。
長い時間やればいい・・・というわけではないですが、彼らのその勉強に対する姿勢に感動した日でした。
その兄弟、苦手な科目もあったものの、二人とも五教科の中では一つは90点以上を取って帰ってきてくれました。
本当に嬉しい報告でした。
私も彼らの気持ちに答えられるように、今後も力を入れて授業をしていこうと思います。