がんばる先生の指導ノート

ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。

中学3年生の数学の弱点

日記 2009/08/21

みなさんこんにちは。家庭教師のノーバス教授&個別指導塾ノーバスのかえです。

夏休みもあっという間にお盆が過ぎて、残りも少なくなってきましたがいかがお過ごしですか?

個別指導塾ノーバスでの中学3年生の夏期講習の集団授業が行われています。
講習会も半分を終了し、後半も大詰めです。
朝から始まり、午後で終了しますが講習後もしっかりと自習に残ってがまっています。

さて最近の数学の授業をしていて気付いた点がありました。
まずその一つ目は、どうしても計算ミスが多いこと。
『ケアレスミスが多い』
という言葉を聞いたこともあるかと思いますが、やはり全体的に多いというのが現状です。

計算は入試問題にも必ず出題されますし、点数の配分も多いです。

それぞれのレベルに合わせて、北辰テストにしても、入試にしても重視する単元は違いますが、計算は何とかして点数を取りたいところです。

そこで、授業中もそうですが、宿題や課題として計算問題をだし、その後答え合わせした後は、その解答欄には正答を記入はさせていません

もう一度取り組むように指示をしています。

復習を・・といっても、出来る部分をそうでない部分がありますが、計算練習は自分で進められる内容です。
もちろん解けない、難しい問題に関しては一緒に授業であったり、自習の時に解法を解説しています。

最終的には自分で解けるようになるためにどのようにして学習をしたらよいかということも含めて、指導していきたいと常々思っているところです。

さて2つ目ですが、
『食わず嫌い、先入観が入ってしまっている』
ということです。

文章だからといって『解けない』と考えている、感じている生徒さんが本当に多いです。

授業で解説していると、難なく解けることがこれまでにも難解もありました。
『何がわからなかったの?』
質問してみると、文章題なので解けないかと思ったとの返答でした。

これは大変勿体無いですよね。

本当は、取れていた5点かもしれなかったということです。

ただ確かに、とっつきにくい・・というのはあるかもしれません。

そこで『出来るんだ』ということを実感してすることが一番だなと考え、文章題も計算問題同様に扱っています。
そこで、いきなり答えを出すのではなく、どうやって式を立て、解答を導くのかということも重点を置き指導しています。

考えるだけでなく、視覚からも見ていくこと。また聞いて、実践すること。いくつも作業が重なれば必ず出来る問題は増えていきます。

ぜひ諦めずに何事にも取り組んで欲しいと思います。