がんばる先生の指導ノート

ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。

作文の書き方、言葉の選び方、話し方、伝え方

日記 2010/06/04

みなさん、こんにちは。家庭教師のノーバス教授&個別指導塾ノーバスのかえです。

中間テストも終わり、新たな気持ちで勉強に取り組もうとしているころでしょうか?

今日は、作文や感想文についてのお話を書きたいと思います。

最近レポートを各機会が個人的に増えました。
そこで言葉選びにとても悩みます。

素晴らしい、凄い、感動した、かっこいい、心に残った、などなど。

とにかく凄かった、感動したことを伝えたいだけなのに言葉でできません。
感動した時に言葉にならない感動があるのですが、それをどうやって読者に伝えるか本当に難しいと思います。

そのことを考えると、新聞記者や本を出す方は本当に才能豊かというか、言葉のヴァリエーション、文才のテクニックがあるのだなあと感じます。

さて小学校の時に、作文を書く時に何を求められるかというと、
『ただ感動した』だけではなく、どのようなところでどのように感じたかを書きなさいといわれた経験は無いでしょうか?またあらすじを書いてはいけないと口すっぱく言われたことと思います。

少し話はずれてしまいますが、同じ言葉を使うのにも伝え方のニュアンスや言い方、使い方によって相手への伝わり方が違います。

最近その感動したことをどうやって相手に伝えるか、大変悩みました。
小学生の作文と全く条件は一緒です。

そうやって自分の感じた感動を、同じように相手に伝え感じてもらうか・・がポイントではないかと思います。

そこで、まず私は何に対してどうしたのか?
どのような場面だったんのか?
それはいつの話か?
この3つが揃うだけでも話は膨らみますし、相手もわかります。
さらに詳しく、誰が、どうやって行われたのか。。

自分の結果的な思いは何なのか?

だからどうしたいのか?

普段の話しの仕方もその様にするだけで随分と印象が違います。

相手に自分の主旨を、言うなれば思いを伝えることはとても大切ですし、そのほうが相手とのコミュニケーションも取れるわけです。

実は、このことは最近傾向で、話す内容に主旨が無いことが問題になっています。

だから実は、そのことが原因で作文が苦手なお子様が増えていることも確かです。

まずは、自分の気持ちをどうやって伝えたらいいのかということなんですね。
そのことを最近の日本人はなかなか伝えきれていないようです。

例えば
ありがとう
との感謝の言葉もそうですね。

一度実践してみて下さい。
何を実践するのか・・まずは、感謝の気持ちを伝える練習からです。

それができれば、次は自分の気持ちの伝え方を考えてみましょう。