がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
問題を読まない子供たち
みなさんこんんちは。家庭教師のノーバス教授&個別指導塾ノーバスのかえです。
今日のタイトルは、『問題を読まない子供たち』です。
さてみなさんに質問です。
問題を読まない・・とはどういうことだと思いますか?
最近ある一人の生徒さんのことで、簡単に結論が出ていることがありました。
その生徒さんは、週3日塾に通っています。
私立の小学校だったため、小学校の時から定期テストがありました。
そして中学生に上がり、最近いろいろとその生徒さんの問題点・・何故テストで点数が取れないか・・ということを話あっていました。
そこでどの担当の先生も同じことを言いました。
『彼女は、問題を読んでいない.』
そうなんです。
良く質問もしてくれるし、分らないことはしっかりと復習してくれるのですが、けどよくよく聞いていると、すぐにわからない・・・
という言葉が、出てきます。
彼女はじっくりと問題に取り組む、向き合うということが本当に難しいのでしょう。
誰か隣で指示を与えてくれる人がいれば、最終的には気付き、解答できるのですが、なかなかこれがもっている知識を生かせていない。
なぜか、問題を読み飛ばしているからです。
説明を聞いて、理解できるわけですからの能力はしっかりとあります。
しかし、自分でその力が発揮できないというのは、本当に残念でなりません。
もちろん授業では、試験前のあわただしい時でなければ、彼女の注意力を上げるように努めています。
長年ついてしまった彼女の癖。
だからこそ、その癖を取り去るのにはきっと倍以上の時間がかかることでしょう。
しかしそのことを克服しなければこれ以上点数は上がっていかないと、どの講師も口をそろえて言います。
どの先生方も彼女のその癖を何とか取るべく、授業をしているわけです。
さてタイトルにも、のせた
『問題を読まない子供たち』
みなさんの周りにもいないでしょうか?
きっといると思います。
これは、最近の世の中の傾向であるとも思います。
みなさんはどう思われますか?