がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
知識がつながるとき
みなさん、こんにちは。ノーバスのかえです。
先日の雨の影響でとうとう、南関東の桜は葉桜になってしまいました。
あっという間の桜の季節でした。
おまけにあと2週間ほどもすると、ゴールデンウイークがやってきます。
こないだ4月に入ったばかりなのに、もう後半になり、5月のことも考えなければいけない時期になってきました。光陰矢のごとし、時間はあっという間に過ぎてしまいます。
さて最近あった経験を一つお話しようと思います。
大学の時にイタリア語を学び、いろいろ英語にはない文法事項を勉強しました。
英語は大まかにわけて、過去形、現在形、未来形と時制を表すのは、3種類であとは人称がついてきますが、イタリア語は【直説法】現在、半過去、遠過去、未来、【命令法】現在、【接続法】現在、半過去、【条件法】現在、これプラス人称の分け方が入ります。
時制を表す方法が、日本語の分け方に比べて非常に多いのです。
もうあまりにも多すぎて結構混乱をます。
これは正直なところ、現在進行形です。
英語やほかの外国語を学んであまりにもルールが多くて、とにかくその場その場で教えられた知識を何度も演習したり、復習をしたりしました。
そしてほんの数日前にそのイタリア語関係の講習に参加した時に、いろいろな話を聞いて、今だからこそ「わかった」ということが、たくさんありました。
この説明前にも聞いていたけど、こんな風につながるんだっていうのがわかった瞬間があったんです。
その時は、本当にうれしくて、嬉しくて。
きっと塾に来ている生徒さんもそんな時があるのでしょう。いえ、ぜひともあってほしいものです。
そんな風にわかる瞬間がたくさんあれば、もっと勉強に対しても楽しんで取り組めたりできるでしょうね。
同じことを何度も聞くことや、同じ授業を受けることは決して恥ずかしいことではなく、逆に誇りに思ってもいいことですね。
それだけ何回もやって理解できたとしたら、その後はその分野はとても強くなりますし、安定もしますし、その分野はその子にとって強い武器になるはずです。
たくさん生徒にその知識のつながった瞬間というのをぜひ味わってもらいたいと思います。