がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
ヒントの出し方
みなさんこんにちは。ノーバスのかえです。
夏休みも、あっという間で本当に毎回のことながらびっくりです。
後半月もしないうちに9月に入ります。
最近、ヒントの出し方をよく考えています。
例えば、方程式の文章題です。
最初の導入では何に文字を置くのかを考えさせて、その後に式を立てる段階に移行します。
そこで式を立てる段階で表を作成するようにしています。
よく問題集にもヒントで書かれていることが多い表です。
その表を自分で書いてもらうようにしています。
何をどのようにしたらよいのかわからないことが多いので、まずは表のフォームを書き、詳細をこちらで書き込みします。
縦の欄と横の欄をうまくつなげれば、等式が完成するという形です。
最終的には、自分でその表も作れればどんな問題でも、式を立てるようになれますが、慣れるまではきっかけをこちらで出すことが大切かなと思っています。
『さあ、やってみましょう』
『考えてみましょう』
と言ってできるならば、その時点でもう次のステップのことができるはずです。
そこが難しいので、全部の答えを教えるのではなく、スタートや出だしを教えることでその後がスムーズになることが多い気がします。
このことを繰り返せば、できる範囲も増えていきます。
何でも『やってみましょう』
ではなく指示の出し方も大切なんだなと思います。