がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
質より量、量より質
みなさん、こんにちは。ノーバスのかえです。
やっと、やっと秋らしい気候になってきました。
10月なのに残暑のような気候だと着るものにも困ったしまっていましたが、やっと季節に合った服装ができます。
さて最近塾のほうでは、定期テストや模試、また近々の入試に向けてそれぞれがそれぞれの勉強をしています。
また試験といういながあるだけで、ずいぶんと気持ちも変わってきます。
最近国語について伸び悩んでいる生徒がいます。
国語の読解を数学などの公式を使うように解ける方法を、練習させています。
読解は、第一にやはり読み慣れというのも必要です。これに+アルファで、解き方というのがやはり必要になってきます。
説明文や論説文はどれだけ文章を要約する力があるかどうかだと思っています。
さて文学的文章ですが、これも解き方の一つに『主人公を追う』ということがあります。
主人公の直接的な気持ちと、行動による読み取りです。
登場人物がたくさんいるとこれが随分と混乱してしまい、なかなか読み取れずにまったく違う意図として読み取ってしまうことがあるようです。
現に私の受け持っている生徒にも多くみられました。
さて方法はわかったものの、これが正直定着しません。
その原因は、簡単です。
反復が足りないのです。
入試まであと数か月、この時間をフルに利用したいので、どのペースで行えばよいか計算をします。
1日、特に平日は学校があるために、時間に限りがあります。
しかしやることは山盛りです。
けれどここで計画をしっかりと立てれば、無理ではないはずです。
そこで、その国語に伸び悩んでいる生徒さんについて、一つはじっくりとした作業を取り入れ、そのご反復練習をいろいろな問題でやってもらっています。
量より質、とも言いますが、私は、よくばりながら質と量と両方ほしいなあと思っています。