がんばる先生の指導ノート

ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。

合格者第1号のお話

日記 2013/01/06

みなさん、こんにちは。ノーバスのかえです。
昨年、私の受け持ちの生徒さんの中で、合格者1号が出ました。

この生徒さん、計4年間担当させていただいていました。彼女の授業は年内で終わりましたが、
後センター試験を受けてすべての受験が終わります。

最初指定校を狙っていたのですが、成績はそこそこ持っていたものの、自分の希望する学校と学部の推薦が学校には枠としては無く、次に考えたのが一般推薦という道でした。

それも生まれてこの方関東にしか住んだことがないのに、京都にある大学を受けるということでした。
これは、彼女にとって一大決心だたっと思います。

夏休みも、塾と学校と往復でがんばり、推薦試験を受けると決めてから約2か月も本当に大変そうでしたが、よくがんばって取り組んでる姿をいつもみていました。
彼女の手帳には、その日やった勉強量がすべて記録されてあり、それを見せてもらった時には本当に驚きました。
今までに彼女が取り組んだことのないの量が書かれていたからです。

英語の授業は、彼女が解いた問題の質問大会でした。
中には、とても基本的な質問もありましたが、それは現在随分と難しいことを理解できるようになったからこそ出てきたミスだった気もします。

難問を解けるようにしなさい・・ではなく、考え方をシンプルにしよう・・という指導に途中から変わってきました。
それは、私としてはとてもうれしいことです。
長文が本当に苦手だった彼女が、最後にはよく読めるようになったことは本当にうれしいことでした。
入試の前日も、気負いせずにいつもと同じような授業を行いました。
いつもと変わらないほうが彼女の緊張を避けれると思ったからです。
当日、午前午後と両方の試験を受けました。

彼女の手ごたえとしては、午前のほうができずに、午後の試験のほうが手ごたえがあったということでした。
しかし、合格は午前中の試験のほうでした。

どちらにしても合格を勝ち取ったのです。

本当によくがんばってくれました。

彼女の夢は、英語関係の仕事に就くことだそうです。
今は、国際・旅行関係の学科に進むことになっています。

あおの英語嫌いだった彼女が、英語の仕事に就きたいという夢に変わったのは本当にうれしいですね。

4年間本当にがんばりました。

学校の方針で、進路が決まった後もセンター試験を受けます。

悔いなく受けることができますように。