がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
中学受験が終わって
こんにちは。ノーバスのかえです。2月5日で受け持ちの私立中学受験生の受験が全日程終了しました。
8割以上が第一志望校に合格することが出来ました。
残念ながらほんの一握りの生徒さんが第一志望ではない学校から合格をいただきましたが、全員が4月からの進路が決定いたしました。
受験生の中で、1度の受験で合格を手に入れた生徒さんも入れば、何回も受験して、最後の最後まであきらめず、小学校6年生ながら塾に10時間もいて、最後のチャンスの入試の臨んだ子もいました。
ほんの2日前まで何度繰り返しても出来なかった問題が、その2日間ではこちらが驚くほどに出来るようになった瞬間もありました。
勘違いをしてほしくないのは、前日や数日で間に合うということではありません。
本当に通いたいと思っている学校にどうしても入りたいという最後まであきらめない気持ちから最後の踏ん張りを見せたのではないかと思います。
何度もチャレンジをした子は、第3回目の試験で8人中3人の中に入ることが出来、見事合格をもらうことが出来ました。
第1回目の試験のボーダーよりも高めのボーダーだったそうです。
点数開示をしてくれ、1回目の点数の倍以上の点数を取ることが出来たそうです。
きっと不合格をもらった時には、あれもやればよかったこれもやっとけばよかったと思うことでしょう。
しかし『力をだしきった』と言った生徒さんは本当にすごいと私は思いました。
涙が本当に止まらなくなりました。
たった12歳の子がこんな言葉を言えるんだと。
どこか強がっていたところもあると思います。
家にかえったら、部屋に入ったら大泣きしていたかも知れません。
けれどその中でも、『力をだしきった』と言ってくれた子は、本当に誰よりも強く易しい心の持ち主なんだと思いました。
できるならば、不合格はとって欲しくありません。
私自身は、中学も、高校も、大学編入もすべて一度は不合格をもらっています。なかなか一度で合格をもらえない道だったようです。
だからこそその時の悔しさをしっていますし、大変さも知っています。
ですから、そうならないように計画を綿密に立てて指導をしています。
今回の中学受験は私立中学でも改革が多く行われているために例年と少々流れが変わってきています。
その年その年の仕組みに合わせて、対策は行っていきます。
恵まれたことに、来年度も中学受験生の受け持ちをさせてもらえることになりました。
来年度も受け持ちの生徒さんたちがみな、第一志望校に合格できるように、全力でサポートしていきたいと思います。
中学受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした。