がんばる先生の指導ノート
ノーバスでがんばる先生が
生徒への想いや、勉強のこと、出来事など
教室の日常をお届けします。
本人の自覚とやる気
みなさん、こんにちは。ノーバスのかえです。
時間が経つのは早いなあと毎日実感している今日この頃です。
さて今は中間テスト真っ最中かと思いますが、最近感じたことを1つ書いてみようと思います。
お預かりしている生徒さんの中で現在高3の男の子がいます。
彼は、高1の時に進級できるかどうかという成績の中入塾してきました。
彼との自習や授業を通して彼の良く言う『大丈夫』という言葉は信じないと何回も心に誓いました。
長時間塾にいて頑張っている姿は本当に立派だと思います。
他の時間を割いて、塾で勉強に取り組む時間を選択した意思はとても素晴らしいと思います。
ですが、試験前にいろいろ決め事をし、計画も立て、妥協せずに進めてもらいたいとは思っても、なかなかきめた計画をするりするりとすり抜けて来るのが彼です。
家でもいろいろと言われていると思うので、塾ではあまりがみがみ言わず、とにかく勉強のことだけに集中できるように努めてはいますが、何度声を荒げてしまったかは数知れません。
話せばその場ではやる気をみせて、取り組みますし、48時程の効果はありますが、徐々に徐々jに失速してくるのです。
長時間行えばもちろん途中で集中力は続かないと思います。
しかし、取り組む姿勢にも気持ちにも決意した時の気持ちがあっという間に無くなってしまうので、本当に悩みどころです。
昨日は本日の世界史のテスト範囲だけを勉強していました。
これまでに何度も行った学校で配布されたまとめのプリントです。
試験前の自習の時は「もう覚えたから大丈夫」とのコメントでしたが、8枚のプリントの内3枚ほどは、まだ完ぺきに覚えられていない状況でした。
テスト前日なのにです。
そこで同じプリントを2回3回と繰り返しました。
なかなか用語が覚えられないとのことでしたが、妥協は許さず何とか自習終わりの時間には、形になるほど暗記が終わりました。
昨日の彼に帰り際に声をかけ、話を少ししましたが、相当今日は(昨日は)しんどかったとのことでした。
ですが、これだけやって初めて点数に表れるということが身を持って分かったようでした。
本日は、明日の古典・漢文の為の勉強の予定です。
昨日の自分を信じて今日も諦めることなく、テスト勉強に励んでほしいと思います。