将来やりたいことを決めるためには

3月は学期終わりの時期のため、保護者・生徒共に面談を実施しています。
そのなかで、「将来やりたいこと」がないから進路を決められないという話を聞く機会が多いです。

今回は「将来やりたいこと」はどのように見つけたり、決めれば良いかをお話しします。

よく最近の子は「やりたいこと」がないという話を聞くことも多いです。
現実は「やりたいこと」がわからないということが正しいと思います。

では、やりたいことをわかるためにはどうすれば良いでしょうか?
それは、多くのことを知ることだと思います。

子供は知っていることの中から、やりたいことを見つけ、選びます。
知らないことからは選べません。


選べるようになるためには、多くの知識を身に付けて世の中ではどのようなことができるのかを知ることです。
そのなかで最も分かりやすく、取組み易いのは本を読むことです。
読む内容は興味のある分野から入りましょう。その中から、少しずつ広げていってほしいと思います。

少しずつ慣れていったら、普段と違う話や分野のものを読みましょう。すると見える世界も少しずつ広がっていきます。

小中高校生は3月は学校も休みになり、普段よりも時間があるときです。
時間がある時だからこそ、いつもよりも少し先のことを考えられる時間にしてみてはいかがでしょうか。


このような経験が進路を決める際には重要な時間となっているはずです。

[2017-03-26]