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我孫子駅前校 からのお知らせ:

カントがいれば時計がいらない

こんにちは。早いもので4月も三分の二が過ぎ、もうすぐゴールデン・ウィークですが皆様いかがお過ごしでしょうか。 新しい学校、学年、クラスにはもう慣れてきましたか? 今日のタイトルは、有名な18世紀の哲学者イマニュエル=カントのことです。といっても、ここで難しい哲学の話をするわけではありません。 カントは80歳で亡くなるまで,自分が生まれた町から一歩も外へ出なかったそうです。毎朝5時きっかりに起きて書斎に入り,紅茶を2杯飲むとすぐ机に向かいました。それから2時間,大学の講義の準備をしたり,原稿を書いたりします。午前中は大学の講義をして,自分の部屋で「哲学」をします。午後1時きっかりに昼食をとり,4時か5時に再び仕事,夕方にいつも決まった友人の家を訪れ,7時きっかりに散歩に出ます。その時間が毎日ぴったりなので町の人はカントが通ると時計を合わせていたほどです。散歩から帰り,読書をして,10時ぴったりに寝ます。 だから「カントがいれば時計がいらない」と言われたんですね。 これがカントの青年時代から死ぬまで続いた生活パターンでした。何て変化のない,面白くない生活なのかと思いますか? しかし、カントの哲学はまさにこの規則正しい生活から生まれました。このような生活はいつも決まったことなので何の努力もいらないように思えますが,実際は強靱な忍耐力と意志の力が必要なのです。自分で自分を律するというすさまじい意志の力が必要なのです。自分で自分を律するという意志の強さが、カントを偉大な哲学者にしたのです。 カントほどではなくても良いですが、私たちも強い意志をもつ努力をし,規則正しい生活を心がけたいものです。 皆さんも新しい環境での生活に慣れるまでは大変だと思いますが、「毎日○○時になったら30分は机に向かおう」、「一日○○個単語を覚えよう」など目標を立て、続けてみましょう。きっと今までに無い成果が出てくるはずです。 そうは言っても一人ではなかなか続かないもの・・・。そこで我孫子校では自習室でお待ちしています。毎週来る時間を決めれば、受講していない科目も併せてカレンダーで課題を出し、解説までサポートします。 「継続は力なり」です。一緒に頑張っていきましょう!!

[2010-04-19]

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