読書感想文の書き方

楽しいことがいっぱいの夏休みですが、子供たちにとってもお父さんお母さんにとってもいつも苦戦を強いられるのが『読書感想文』です。
子供にそのまま書かせるとなんだかまとまらず、教えすぎるといかにも大人が書いた文章になってしまいがちです。
そんなこともあって、ノーバス我孫子校にも「感想文を見て欲しい…」という塾生や、普段来ていない弟くん妹さんがたくさん来ます。

今日は、書く為のアドバイスの一部を書いてみます。あくまで一例なので、他にも良い書き方はたくさんあると思いますが。

ポイント①『本を読んだ事がない人にも伝わるように書く』
ポイント②『話の流れを整理するためにまずレジュメを作る』

【レジュメの作り方】
まず1～5を決めて下さい。

1.テーマ…「本を読んで一番強く感じた/思ったこと」
2.起…「テーマをズバリ書く」
3.承…「あらすじを簡単に」
Ⅰ場面・登場人物など基本データ、Ⅱ何が起こったのか、Ⅲ主人公はどうなった、Ⅳ結末
4.転…「それを読んでの感想/それに絡めた自分の体験・エピソード」
5.結…最後に改めてテーマに書いた事。まとめを書く。

あとはそれぞれに肉付けしていくだけです。子供は案外良い文章のセンスを持っているものです。教えるときは答えを押し付けるのではなく、「○○はどうかな?」「もし△△したらどう?」など、問いを投げかけて色んな視点を持たせてあげて下さい。良いコミュニケーションの時間になるはずです。
他にも、原稿用紙の正しい使い方に注意して下さい。小中生は「です・ます調」と「だ・である調」が混ざってしまいがちなのでそちらも注意です。

宿題は早めに終わらせて、楽しい夏休みを過ごしましょう♪

個別指導塾ノーバス我孫子駅前校
TEL:04-7181-0012
塾長 高橋

[2012-08-08]