考えることの重要性

こんにちは。荏原町校です。
東京は最高気温が2桁とは言えまだまだ寒い日が続きます。
寒い地方から東京に帰ってくると暖かいなぁとは感じますが北風がふくと寒いです。
都立入試や大学の2次・3次試験までもう少しです。一緒にがんばりましょう。

先日、自習室でのこと。中学2年生の男の子が英語の学習と読書をしてました。
よく読書をしてる子で国語の成績がずば抜けて良い生徒さんです。
たまたま私がそこに居合わすと
「先生、サイコロありますか?」と質問してきました。
「どうしたの?」と聞き返すと「正四面体の形をした物で実験をしたい」と答えました。
そもそも正四面体というのはサイコロではなく4枚の正三角形を面とする四面体であり
サイコロ(立方体)の中にすっぽりと四隅がうまる立体のことです。
お父さん・お母さん世代の給食の牛乳パックがこの形でした。
よく試験でも、三平方の定理を使い高さを求める問題が出ます。
男の子は勘違いしていたので説明すると素直に納得してくれました。

ただ、「実際その形を見たい!」と熱望してきたのです(笑)

ノーバスの自習室のモットーは勉強に関してどんな要望にも答えます。
「よしじゃあ待ってて!」と私は裏紙を取りに行き、取りに行きつつ作り方を考えてました。
方法は、まず横に半分折ります。後はおにぎりの形(正三角形)を3つ作る為に鉛筆で線を描きその線に沿って折ります。すると簡単に正四面体が出来上がりました。
生徒は「おぉ!すごい!」と声を高々とあげてました。
3Dぽく絵を描いて説明するのと目の前に紙でも作ってあるのとではやはり感覚的に大きく違い数学の勉強にもつながります。

こういう、実際に物そのものに触れた後、仮定した前提から思考だけで紐解いていく学習(思考実験)が生きた勉強と言えるのかも知れませんね。
更に将来、映像やデザイン、建築なんかの仕事に就きたければこう言った考え方がきっと役に立つと思います。

ノーバスの自習室はどんな時も気軽に先生に質問が出来ます。
無料体験授業も随時受付しておりますのでどうぞご利用ください。
相談だけでも大丈夫です!お問い合わせは校舎までお気軽にどうぞ。

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ノーバス荏原町校
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[2013-02-14]