荏原町校 からのお知らせ:
集中した勉強のススメ
こんにちは、ノーバス荏原町校です。
今回は、時間と気持ちの関係について考えながら、話をしていきたいと思います。
学校や塾の授業が嫌になってきたり、退屈になってくると、授業の終わりのチャイムが待ち遠しくなってきて、時計を気にする様になってきたりします。
でも、時計の針は早く進んではくれない・・・。
逆に、楽しい授業だとあっという間に時間が過ぎてしまって、自分の感覚と全然違う、なんて事はあったりしませんでしたか?
数学や体育など、好き嫌いが分かれやすい教科では、時間の感覚が早い人と遅い人とがはっきりしがちです。
気になる方は、ぜひ周りの人たちに聞いてみてください。
きっと、面白い結果になるはずです。
ところで、自習している時の時間の感覚は、遅いですか? それとも、早いですか?
こういう質問をすると、だいたいこんな事を言われます。
「どうせ、遅いって言ったら、『集中してないから遅い感覚になってしまう。だから、もっと集中して。』って言うんでしょ?」などなど、遅い感覚であることを否定するような言葉が返って来ます。
ですが、必ずしもそうという訳ではないと思います。
「自習中の時間間隔が遅い」ということは、状況によっては必ずしも悪いことではありません。(もちろん、集中していない状態の場合は除きます。)
時間を早く感じるということは、その間『時間』という概念を忘れ去っている、といっても過言ではありません。
ついついある教科の自習に熱中し過ぎて、他教科の勉強に手が回らなかったり、それに似た経験を誰しも持った事があると思います。
計画通りに学習を進めたい人にとっては、良くないことかもしれないですね。
時に、『集中していても、時間の流れが遅かった』という現象が起こったりします。
私が皆さんに到達して欲しいのはこの状態です。
同じ集中であっても、時間をどれほど使わずに問題を解くのか、どれだけ短時間で予習・復習をするのかによって、それ以外の残った時間で出来ることが増えるはずです。
ただ集中するのではなく、【効率的に作業を進め、問題を解いていくことを心掛けながら集中すること】を意識してみてください!
[2019-06-04]