稲毛校 からのお知らせ:
「問題用紙の裏面の上手な活用法」
こんにちは。
「個別指導塾ノーバス」稲毛校塾長の白鳥です。
先月末に稲毛中学校、今月上旬に小中台中学校などの公立中学校で前期期末試験が実施されました。
いつも通り、見直しをすると気になる生徒が何人かおりました。
具体的な科目は数学です。
ある公立中学校では、数学の問題用紙が2枚ありました。
しかし、その2枚とも裏面は白紙ですが、生徒の問題用紙の表面は途中計算がギッシリと書かれておりました。逆に言うと、裏面は2枚とも真っ白でした。
何が言いたいかわかりますか?
先生は、なぜわざわざ表裏で印刷すれば1枚におさまるものを2枚にしたかわかりますか?
正解は裏面を計算用紙として使わせるためです。
過去に、ある中学校の数学の問題用紙の裏面には、わざわざ「計算スペースとしてご利用ください。」と記入されている問題用紙もありました。
仮に1枚目の問題用紙に大問1番から5番まであり、2枚目の問題用紙に大問6番から10番まであるとします。
その場合、大問1番から大問5番までの途中計算は2枚目の裏面を利用し、大問6番から大問10番までの途中計算が1枚目の裏面を利用するということです。
表面には問題や図などが、ギッシリと記入されております。
それなのに、狭いスペースで小さい字で計算すれば計算ミス・符号ミス・約分ミスなどが起こりやすくなります。特に、前期中間試験は計算問題が多いです。中でも分数の計算は約分の度に数字が小さくなります。だからこそ、そういった裏面を上手に活用することが、点数UPのちょっとしたコツです。
これは数学だけでなく、他の科目にも活用できます。
例えば、英語の並び替え問題も、余白に並び替えた文を書き、その単語の上にア・イ・ウ・エなどの記号を記入すれば、ちょっとしたミスも防げます。絶対にしてはいけないことは頭の中で並び替えることです。
定期試験だけではなく、実力試験・Vもぎ・検定・入試にも活用できますので、まだ来週以降にテストを控えている生徒さんは、さっそく実行してみましょう!
[2024-09-21]