稲毛校 からのお知らせ:
☆35人学級☆
こんにちは。 『個別指導塾ノーバス』稲毛校塾長の白鳥です。 最近、ずっと30℃を越える日が続きますが、ようやく今週から残暑も落ち着き、秋の訪れを感じられそうですね。 ちなみに、先日のニュースに小学校2年生も35人学級になることが決まりましたが、とてもいいことだと私は思います。 以前、幕張の大きなマンションに家庭教師の無料カウンセリングに行くことがありました。 家庭教師といえば、1対1ですが、要望としては、マンションにたくさんの子供たちが住んでいるのに、近くに個別の塾がないので、家庭教師の先生をマンションに派遣してもらい、集会所で少人数で指導をしてもらいということでした。 学年は小学校1年生でしたが、人数が約40人ぐらいで、40人の子供に一斉に算数と国語の模擬授業を行いました。 小さい子供は好きですし、扱いにも自信はありましたが、さすがに40人となると人数が多すぎてまとめあげること、授業に集中させることが非常に困難で、本当に大変でした。 また、小学校1年生ですし、集中力のない生徒、すぐにフラフラ歩き回る生徒、とにかく楽しくてしょうがなくはしゃいでしまう生徒、自分のことをとにかくかまってほしい生徒と、色んな生徒がおりましたので、正直な話、授業としては成り立たなかったと思います。 その時、小学校の先生、特に低学年を担当している先生は本当に大変だなと感じました。 また、学力も小学校1年生といっても様々で、一斉に算数のプリントを配っても、すぐに終わってしまって、こちらで用意した応用問題のプリントに取り掛かる生徒もいれば、まったく進まなくて困っていて、近くの友達に教わったり、お母さんに協力してもらっている生徒もおりました。 小学校1年生の時から、ここまで学力差があるとは思っていなかったので、私はかなり衝撃を受けました。 その後、お母さん達との質問の場を設けましたが、特に私が心配をしていた生徒さんのお母さんからは熱心に相談を受けた記憶があります。 こういった経験から、今回の小学校2年生の35人学級は本当に意味のあることだと思います。 政府の狙いとしては、「授業時間数が増えた新学習指導要領などに対応し、子供一人ひとりに対する、よりきめ細かい指導を可能にすること」だそうですが、是非とも3年生、そして4年生、さらには中学生にも導入されることを期待します。 例えば、大手の進学塾のように学力ごとにクラスが決まっていれば、教える側は教え易いですが、小中学校のように学力別にクラスを分けない場合は、より少人数化をして、きめ細かくひとりひとりを指導できる環境を整えてもらいたいものですよね。 低学年だからといって軽視するよりも、低学年だからこそ好奇心も旺盛ですし、勉強というよりも知りたいという欲求を満たすこと、それが将来の子供の成長に繋がると私は考えます。 お困りなことがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。 お子様のために、なにかきっかけを作りたいと思います。
[2011-09-19]