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稲毛校 からのお知らせ:

「略語」と「短縮形」

こんにちは。
「個別指導塾ノーバス」稲毛校塾長の白鳥です。

今週、中学生の男の子から興味深い質問を受けたのでご紹介いたします。
まずは、以下の問題をご覧ください。



次の日本語を表す英文になるように、( )に入る最も適当な1語を、略語を使わずに書きなさい。

・私はテニス部に入っております。

( ) on the tennis team.


まず、その生徒の答えは以下の通りです。

・I on the tennis team.

そこで、「この文には動詞がない、つまりどうしようもない文じゃない?」と聞くと、『問題文に、略語を使わずに書きなさいと書いてあるし、1語で答えなさいと書いてあるから、こう答えました。』と返答がありました。

試しに他の生徒にも同じ問題を出してみたら、その子も同じ答えになりました。
つまり、二人とも「略語」という言葉と「短縮形」という言葉を混乱しているということです。

略語とは、単語を省略した単語です。
例えば、「スマホ」はスマートフォンの略語です。

短縮形は短くすることで言いやすくするためだったり、
書きやすくするために使われます。

例えば、この問題では I am と答えたい。でも、2語は使えない。
だから、短縮形の I'm が正解となります。つまり、正しい文は

・I'm on the tennis team.

となります。
日本語って難しいですね!

[2020-12-19]