稲毛校 からのお知らせ:
「公立高校を受験する生徒さんへ」
こんにちは。
「個別指導塾ノーバス」稲毛校塾長の白鳥です。
私立の併願推薦も終わり、ほっとされている頃だと思います。
しかし、推薦入試はあくまでも通過点です。
公立高校入試までちょうど4週間となります。気持ちを引き締めて公立入試対策に切り替えていきましょう。
まず、みなさんは公立高校の過去問を持っていると思います。さっそく取り掛かっている生徒も多いと思いますが、基本的には前期入試を優先に取り組んでください。つまり、前期⇒後期⇒前期⇒後期⇒・・・と頭から順番に取り組むのではなく、前期⇒前期⇒前期⇒・・・と前期入試を先に終わらせてください。なぜなら、以前の千葉県の公立入試は前期50分、後期40分に分かれていたからです。50分⇒40分⇒50分⇒40分⇒・・・の順番で取り組むと時差ボケになります。さらに、時間配分の感覚を養うことができませんので、前期入試をまずは終わらせてください。そして、2/2までに2年分、2/9までに2年分、2/16までに2年分の過去問に取り組んでください。お手持ちの過去問の4年から5年分を終わらせた生徒には、さらに古い過去問をコピーしますので、お気軽に声を掛けてください。
次に、別紙の『過去6年間の千葉県前期入試の平均点』をご覧ください。英語と国語に、リスニングと聞き取りの時間を記入しました。自習室で過去問に取り組む際には、その時間を差し引いて臨んでください。いまだに中途半端な時間から過去問に取り組み、休み時間に友達とおしゃべりをして、チャイムが鳴ったら続きから取り組んでいる生徒をたまに見かけます。過去問は時間配分を体に覚えさせることが重要なので直ちにやめてください。
また、授業の時に必ず『過去6年間の千葉県前期入試の平均点』と『受講科目の答案用紙(もしくはノートやルーズリーフ)』を担当講師に見せる癖をつけてください。その際に、答案用紙に正答率を青ペンで記入してくれると、担当講師が見直しをする・しないの判断がしやすいのでご協力ください。もちろん、受講科目以外にも正答率を青ペンで記入する癖をつけて、見直しをする際の判断基準にしてください。(例えば、志望校が偏差値60前後なら正答率30%まで、50前後なら40%まで、40前後なら50%までなど)
最後になりますが、過去問を作業のように取り組まないでください。1年分やってみると、苦手な単元は誰にもあるはずです。もちろん、丸付けをして復習し、ノートにまとめる生徒も増えましたが、それで満足をせずに、『精選全国入試問題集(全入問:ぜんにゅうもん)』から自分の苦手な単元をコピーしてもらい、弱点を克服してから次の過去問に取り組んでください。全入問は2022年度用から8年分もあります。さらに、中身はすべて異なります。自分の苦手を克服するために繰り返し演習することができますので、積極的にコピーをしてもらいましょう。なお、全入問の後半は「私国立」となっております。わかりやすく言うと、渋谷幕張などの全国でハイレベルな私立や国立などの過去問になるので、「公立」を中心にコピーしてもらいましょう。なお、全入問を難しく感じたら、サミングアップをコピーしてもらいましょう。
伝えたいことは、たくさんありますが、今までに志望校に合格してきた先輩の共通点は、「全入問のコピーが多い」ことです。ちなみに、科目は理科と社会が多かったです。公立入試まで残り4週間もあります。1日1日を大切に、1つでも多くの知識を詰め込み、1つでも多くの問題が解けるように、ラストスパートをかけましょう!
[2022-01-28]