稲毛校 からのお知らせ:
「公立中学生が理科と社会の定期試験で高得点を取る方法」
こんにちは。
「個別指導塾ノーバス」稲毛校塾長の白鳥です。
早速ですが、定期試験で高得点を取る方法を伝授します。
まずは、数学を早めに完成させましょう。そして、テスト直前は暗記に時間を割くことをお勧めします。前回のアドバイス通り、定期試験対策ワーク・新演習・精選トレーニングなどに目を通し、自分の苦手な単元のプリントを積極的にコピーしてもらいましょう。
さて、先日(5/13)、英語と数学の勉強方法のアドバイスをしましたが、保護者の方からも好評でしたので、今回は国語・理科・社会のアドバイスをします。
まず、国語です。
定期試験の国語は教科書の本文から出題されます。国語は読解力が必要と言われますが、定期試験の国語において読解力は必要ありません。教科書の本文から問題を作るには限度があります。ですので、学校のワーク・アイワーク・定期試験対策ワークの3種類の教科書準拠ワークに取り組んでください。3種類のワークに取り組めば、試験本番でも同じような問題が出題されるはずです。つまり、解答を暗記するまで、3種類のワークを繰り返しましょう。
さらに、他人と差をつけるなら漢字と文法に取り組みましょう。特に漢字は出題範囲も決められておりますし、配点も20点ありますので、満点を目指して何度も繰り返し書いて覚えましょう。また、文法を軽視されがちな生徒さんも多いですが、わからない問題があれば自習中に質問しましょう。
次に、理科と社会です。
暗記のコツは、『いかに見たか、いかに聞いたか、いかに書いたか。』です。もちろんこれは英語にもあてはまります。例えば、中学校1年生の英語の教科書に、「experience」という単語が掲載されております。カタカナで表記すると「イクスピアリエンス」と発音しますが、正しく発音できる生徒さんは少ないです。読めない単語を書けるようになるのは難しいですよね?つまり、英単語は、まずは読めること。そして、書けるようになることが重要です。
話を理科と社会に戻します。
例えば、歴史でも英単語と同じように、まずは一問一答で答えられる(読める)ことから始めてください。「墾田永年私財法」が読めないのに何度も書いて覚えるよりも、まずは「こんでんえいねんしざいほう」と言葉に出して音を覚えること、次に漢字で書けるようになることを意識して練習してください。公立入試では漢字指定の問題はありませんが、中学校の定期試験では漢字で書けないと得点できない問題もありますので、教科書に漢字で書かれている語句は、一問一答ができるようになったら、漢字で書けるように何度も書いて覚えましょう。
ちなみに、漢字で何度も書く際には、ひたすら書きなぐるのではなく、声に出して書きましょう。視覚・聴覚・触覚など五感をフルに活用して効率よく覚えましょう。
話は変わりますが、試験勉強の方法の一つとして、よく「学校のワークを3周しよう!」という話を聞きます。もちろん決して悪い勉強法ではありませんが、私は「同じ問題集を3周するよりも、3種類の問題を1周ずつ取り組む」方が効率的だと思います。質問の仕方や言い回しが異なるだけで答えられない生徒さんは多いはずです。つまり、変化球に弱いのです。変化球に強くなるためにも、同じ問題集を繰り返すよりも、色んな問題集に取り組むべきです。だからこそ、①学校のワーク ⇒ ②定期試験対策プリントVersion1(定期試験対策ワーク) ⇒ ③定期試験対策プリントVersion2(アイワーク) の順番で取り組んでほしいのです。「学校のワークも提出しなければいけないのに、そんなの無理だよ!」と思う人も多いかもしれません。しかし、他人と同じタイミングで試験勉強を始め、他人と同じ時間と同じ量の試験勉強をした人が平均点なのです。平均点よりも高い点数を取りたければ、他人よりも早いタイミングで試験勉強を始めること。他人よりも演習量も演習時間も多いこと。そして、他人よりも工夫して勉強することが重要です。
前期中間試験が終われば夏休みです。
次の定期試験は9月までありません。
まだ前期中間試験が終わっていない生徒さんは、
ちょっとだけ本気を出してみませんか?
[2023-06-03]