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埼玉県公立高校志願倍率 2/26現在

3月4日に行われる埼玉県公立高校入試の倍率が、志願先変更を経て2月26日に確定しました。

全日制の募集定員39,762人に対し、志願者数47,179人で、志願倍率は1.19倍となり、昨年と比べ0.04ポイント増加しました。
全日制の志願倍率を学科別にみると、普通科が1.22倍(前年1.16倍)、専門学科が1.10(前年1.15倍)、総合学科が1.11倍(前年1.08倍)。専門学科は、理数科の2.04倍、外国語科の1.48倍などが人気を集めています。
志願倍率がもっとも高いのは、大宮(理数科)の3.18倍、次いで、蕨(外国語科)の1.93倍、新座総合技術(食物調理科)の1.88倍が続き、大宮(理数科)以外で志願倍率が2倍以上の高校はありません。



では何故昨年より倍率が高くなったのでしょう。

一昨年までは、前期・後期の2期制が、昨年から3月に一回となり不安に思った生徒が私立高校に流れました。本年は、仕組みの変更後2回目を迎え、混乱もなく公立志向に流れたと思われます。その証拠に、昨年卒業生に対して本年卒業予定生徒が、390人減少しているにも関わらず公立高校受験生は982人増加しています。

また、卒業予定生徒の減少と高校倍率格差の見直しが行われ、募集人員を16校で640人増加、24校で960人減少、差引320人の募集人員減としています。

よって公立高校希望者は増加したにも関わらず、募集人員減少により昨年比平均倍率が0.04ポイント上昇しました。


[2013-02-27]

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