岩槻校 からのお知らせ:
3月29日32年ぶりの積雪
3月29日(日)は朝方から昼過ぎにかけ季節外れの雪が降りました。
岩槻校前の交差点も真っ白になりビックリです。3~4cmは積もっています。今月の14日にも雪は降りましたが関東平野部での積雪はありませんでした。
関東平野部で3月下旬以降に1センチ以上雪が積もるのは、1988年以来32年ぶりのことだそうです。
さて、ここで問題ですが、本日の気温は最高8℃最低0℃です。朝方の雪の降り始めは3℃でした。雪は溶けないんでしょうか?
答えは地上の気温がプラスであっても雪になることがあります。
上空の雪が落ちる際に、雨になったり雪が蒸発することで周囲の空気から熱を奪うために、周囲の空気が冷やされ気温が下がり氷点下となります。降り始めがみぞれでもその後、しっかりとした雪に変わることがあるのです。
固体⇔液体⇔気体のように状態変化を起こすときには、周りの熱を奪ったり放出したりするものです。理科中1「物質の変化と状態変化」中2「気象観測と雲のでき方」を参照しましょう。
気温の観測は、地上1.5m・芝生の上・風通しがよく直射日光にあてない等ありますが、地上と上空では気温も違いますね。
この冬は暖冬でしたが、夏はどうなるのでしょうか・・・?
いずれにしても、この雪で屋外の椅子や手すり、道路などに居た新型コロナウイルスは、すべて流されるとのことです。
[2020-03-29]