県庁前通り校 からのお知らせ:
今年の共通テストの平均点は上がるのか?
皆さん、こんにちは。
個別指導塾ノーバス県庁前通り校の高木です。
以前こちらでも書きましたが、今年より共通テストが大幅に変更となります。
2021年から始まった「大学入学共通テスト」はその以前は「センター試験」として実施されていました。
形式が変わると問題が易化し、その翌年が簡単になると言われています。
2020年の平均点と2021年の平均点を比較すると、
数学1A(+6)、数学2B(+11)、生物(+15)、倫理(+7)などが点数を上げる一方で国語(-2)、物理(-3)、化学(-4)が少し点数を下げています。
主要3科目合計は上がっていますが、理科社会を入れた場合は、どの教科を選んだかで結果が変わってきます。
また、変更後2年後の2022年の平均点と2021年の平均点を比較すると、
軒並み点数を下げております。
英語R(+3)、物理(+3)が点数が上がっていますが、数学1A(-20)、数学2B(-17)、生物(-24)が極端に下がっています。
2021年は理科、公民で点数調整が行われており、教科によってばらつきがありますが、軒並み難化しました。
主要3科目合計は下がっていますが、理科社会を入れた場合は、どの教科を選んだかで結果が変わってきます。
20から21への変更で一番あがった生物は、2年目に一番平均点を下げることになりました。
さて、以前に指導要領の変更に伴い、出題範囲が変更したのは2015年になります。
理科の変更(物理1B→物理基礎、物理など)や、数学の出題範囲と傾向が大きく変わる年になっています。
そこで2014年の平均点と2015年の平均点を比較してみますと、
国語(+20.55) 数学1A(-0.81) 数学2B(-14.63) 英語(-2.70) リスニング(+2.23)と主要3科目合計は上がっています。
一方で、化学(-6.92)、地学(-9.31)、倫理(-7.48)など、出題範囲が変更となった教科が一部大幅に変更となります。
ちなみに翌年の2016年になっても、化学、地学、倫理は点数を下げており、
主要3科目合計は上がっているため、一概に2年目が簡単になると言えなさそうです。
2回の大幅変更を比較してみました。大きく言えることは、以下の二点です。
①変更直後の共通テストは大きく言えることは、平均点は上がる可能性が高い
②2年目の平均点が上がるかどうかは選択科目による(科目によっては大きく下げる)
平均点なんて関係ないよ。という人もいます。
もちろん皆さん同じ問題を実施するのであまり意味ないかもしれませんし、
2021年や22年は感染症の影響であまり参考にならないかもしれません。
ただ、難しくなるであれば、予想問題を解くなどの対策がしやすくなります。
是非、共通テストに向けて、平均点がどれくらいか意識してテスト形式で勉強し見てください。
高木
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[2024-10-09]