県庁前通り校 からのお知らせ:
県立高校一般入試お疲れ様でした
こんにちは。
個別指導塾ノーバス 県庁前通り校です。
3/6(水)、栃木県県立入試一般選抜が行われました。
受験生の皆さん今日まで本当にお疲れ様でした。やれることは全部やりました。あとは結果を待ちましょう!
さて本年度の試験問題についてですが、どの教科でも傾向の変化が見られました。
国語に関しては漢字や文法問題は普通でしたが、論説文も物語文も少し読みづらく長文問題は難易度が上がったように感じました。段落の関係や文挿入の問題もあって、単純な読解力だけではなく論理的に考えて文章を評価する能力も求められています。
数学は問題の難易度は易しめでしたが、出題傾向が大きく変わっており受験生は戸惑ったことでしょう。特に今まで大問1で出題されていた資料の整理の問題が大問3に移っており、数式ではなく言葉をつかって説明する問もあって、より詳しい知識が求められました。
英語は例年以上に基本単語や文法事項を理解できているかを問われる問題でした。自由英作文の形式が変わり、例年の形式で準備していた生徒は戸惑ったと思います。長文問題も単語量が増えましたが、設問の難易度は平年並みといえます。
理科は適性試験のように全体的にグラフや表を利用する問題が増え、文章量も増えて難易度が大きく上がりました。言葉を知っているだけで解ける問題は少なく、実際に何が起こっているのか現象として理解していることが必要でした。
社会については設問数が増え、約半分が記述問題(20問)でした。単答記述が13問、文章記述が7問でした。全体的に文章量が多く、グラフや表を見て考察する問題もあるため、試験時間が足りなくなった生徒もいたことでしょう。
全体的に難化しましたが、どの教科も中学1年生~3年生の内容をバランスよく含んでいて、基本レベルの問題だけでもある程度の点数を取ることが出来るような内容でした。その為、計算間違え・漢字の書き間違え・問題文の意図とずれた解答などのケアレスミスが致命傷となります。
ノーバスでは常日頃から基礎の重要さを指導しています。直前期は多くの生徒さんが応用問題の演習に時間を割いていますが、栃木県の県立の問題は基礎レベルの問題が多く出題されるので、まずはそこを確実に取れるよう学習しましょう。
中学校1・2年生の生徒さんは
「もう受験勉強は始まっている。」
という気持ちを持って、今のうちから少しずつ基礎を定着させておきましょう。
[2019-03-07]