国語のリスニングテストに思う

公立・私立高校入試で、国語のリスニングを行う学校が少しずつ増えています。公立小学校でも低学年から授業に取り入れているところもあります。テストとして定着するかは分かりませんが、子供たちを見ていると学校や塾で必要な授業になりそうです。 ただ「聞く力」は、小学校に入る前、特に話し初めるまでの時期が大切なように思います。 音読をしませんか! 就学前のお子様をを育てているお母様お父様、どんどん声をかけて、本を音読してあげてください。同じ本を読むことが多くなるかと思いますが、抑揚を変化させると子供は面白い反応して意外と楽しめます。このあたりは体験を多く持っている方が多いかと思いますので、いろいろお聞きしたいところです。 小学生をお持ちのお父様お母様は、国語に限らず全科目を音読させてみてください。聞いてあげてくださいかな。算数の問題を読み始めて、なかなか問題が終わらないなと思ってプリントを見ると、どこにもそんなことが書いてなく自分で作り出してさまよっていたり、慣れてくるとわざと間違えて答えを言ったりと、漫才のようになることもあります。 そんなこんな家族コミュニケーションで、国語のリスニングテストは必要ない将来になってほしいです。

[2008-03-13]