北越谷駅前校 からのお知らせ:
夏休みの自由研究
こんにちは。
個別指導塾ノーバス北越谷駅前校の執行です。
私の出身は、栃木県宇都宮市なのだが雷がまぁすごい。さすが雷都。よくゴロゴロと雷が鳴っている。ここ越谷も先週なんかはゴロゴロいっていた。
みなさんはこう思ったことはないだろうか?「雷を集めればエネルギーすごいんじゃね?」と。
雷の電圧は1億V、電流は30kAらしい。ピカチュウも真っ青な電圧である。
さて、この強大な電気を1秒流すとしよう。そうすると電圧×電流×秒=3TWS(テラワット秒)=833GWh(ギガワット時)。1世帯が1日で使用するエネルギーは約12.7kwhらしいので65,000世帯の電力1日分になる。
おー、中々すごいじゃないかと思うかもしれないが、そうでもない。毎日雷が落ちるわけでもないし日本の全世帯数は5200万世帯だ。わずか0.125%しかカバーできないのだ。
あんなに大きな雷鳴を伴っているのに不思議なもんである。
それでも65,000世帯分ならすごいじゃないかと声を上げる人もいるかもしれない。確かにそうだ。65,000は多い。だが、だがしかし。1億Vものの電圧に耐えられるコンデンサがないのだ。誰か作ってください。
身近な自然現象である雷だが、意外とよく分かっていないところが多い。
夏休みの自由研究で困っている子は雷を調べてみるのも楽しいかもしれない。
[2024-08-06]