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小学生の家庭学習②

小学生が家庭学習でやるべき勉強の内容って?



では、具体的に小学生が家庭で学習をするには、なにをすればよいのでしょうか?

学校からの宿題以外で、自主学習に取り組めるために、保護者ができるサポートのポイントをご紹介しましょう。子どもの成長に伴い、学習内容はもちろん、受け止め方も変化していきます。一人ひとりの個性に寄り添った、環境作りのヒントを見つけていきましょう。




小学校低学年(1年生・2年生)


小学校低学年は、学習自体に新鮮さを感じている段階です。普段の生活で、目に映るもの、聞こえるもの、様々なものに興味・関心があるため、この好奇心に寄り添うようなサポートをするとよいでしょう。

教科に関わらず、子どもの「知っている」を増やしてあげてください。授業で答えることができると、自信がつき、勉強を楽しく感じます。しかし注意が必要なことは、知りすぎてしまうことです。低学年だからこそ、知りすぎていると授業そのものがつまらなくなり、飽きてしまいます。



小学校中学年(3年生・4年生)


中学年になると、社会や理科の学習が始まり「覚える項目」が増えていきます。知識だけの勉強だけでは興味を持ちにくく、なかなか覚えられないことから授業をツラく感じる子どもも出てくるでしょう。日常的に、博物館へ行く、家庭菜園を行うなど、体験を通して理解していける環境をサポートすることが大切です。

また、算数も新しい分野が増え、抽象的な問題が多くなってきます。この年代で、算数が苦手だという児童も多いようです。なるべく簡単に説明したり、生活の中での実例を交えて説明したりして、勉強に結びつけて考えていきましょう。



小学校高学年(5年生・6年生)


小学校高学年は、親も子もの学習状況に敏感になりやすい時期です。同時に小学校での学習内容も一段と難しくなり、今まで以上に得意・不得意がはっきりします。応用力が必要な学習内容が多くなり、特に算数で前に進めなくなる子どもが増えていきます。具体的な解決方法を教えながら、自分の力で解ける力をつけましょう。

小学校高学年は自我がはっきりして、親の意見を素直に受け入れずに反発する場面も出てくるかもしれません。その場合には第三者を介して、学びの場を提供することも視野にいれてみてください。

[2024-08-28]

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