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勘違いをしてはいけないこと

夏休みが終了し、いよいよ後半戦に突入しました。

2学期のスタートはうまく切れましたか?来年、再来年に大学受験をする高校1、2年生に話しておきたいことがあります。大学に行きたいなら、絶対に次の勘違いをしないことです。

 
①受験のスタートは、みんな同じだと思っている!


たとえ学校で良い成績を取っていたとしても、進学校の生徒は2年生までに、レベルの高い中高一貫校は1年生の内に高校内容を終わらせて、2年生からは模試や大学受験の過去問の演習に取りかかります。大学受験は全国の受験生、そして浪人生との競争です。共テや当日の試験の点数で決まります。学校の中で良くても全国で見てみると…なんてことはよくあります。油断せずに行きましょう。


②過去問は直前にやるものだと思っている!


気持ちは分かりますが、直前までやらないと、

・大学の問題のレベルが分からない

・合格最低点に届くか分からない

・問題傾向が分からない

致命的なデメリットが多くあります。まずは過去問を解いてみて、自分に必要なモノは何なのかを知って、受験対策に役立てましょう。


③総合型選抜で何とかなると思っている!


筆記試験を課すところが少ないので、「総合型選抜=ラク」だと思われがちです。しかし、小論文、志望理由書、学習計画、課題、面接があり、出願条件にレポート必須など、大学によって出願の条件や試験内容がバラバラです。これらの準備が本当に大変で、多くの時間を面接練習や志望理由書の添削に消費します。また、本気で志望をしている子はオープンキャンパスに参加して、学生や教授とも話をしたう上でしっかりと準備をしています。定員も多くはないため、何とかなるだろうで中々合格を取れるものではありません。

大学受験は複雑で準備することも多く、試験も相応に難しいものです。自分の行きたい大学、やりたいことことがある生徒はこれらの勘違いをしないように過ごしていきましょう。

[2024-08-30]

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