私立高校入試まであと1ヶ月:英語の勉強法

1. 文法問題対策:重点を絞った復習と反復練習

文法は範囲が広いため、まずは頻出テーマに絞って効率的に学習することが重要です。

(1) 苦手分野を分析する

過去に解いた問題集や模試の結果を見直し、どの文法項目でミスが多いのかを特定します。(例えば、不定詞、関係代名詞、時制など)

ミスの多い箇所をリスト化して、重点的に復習しましょう。

(2) 定番問題を徹底的に繰り返す

市販の文法問題集を1冊選び、1日1単元を短時間で繰り返します。

間違えた問題はノートに書き出し、「なぜ間違えたのか」を明確にして復習します。

解説を読んで理解したら、翌日再度解き直して定着を図ります。

(3) 選択肢のクセを把握する

文法問題は選択肢の形から解く方法も効果的です。例えば、主語や動詞の一致、時制のパターンを意識するなど。

過去問や問題集を解き、典型的なひっかけパターンを覚えましょう。

2. 長文読解:スピードと正確さを強化

既にある程度長文が読めるのであれば、次は読解スピードと選択肢を正確に選ぶ練習を行います。

(1) 目標時間を設定して解く

長文問題を1日1題、タイマーを使って解きます。(入試本番では1題15〜20分が目安)

読むべき箇所を見極める練習を意識し、設問先読みや要点把握を習慣化します。

(2) 知らない単語を覚えすぎない

長文で出てきた単語をすべて覚える必要はありません。頻出単語や文脈から意味を推測する練習を優先しましょう。

中学校で習う基本単語(英検3級程度)は確実に押さえておくと安心です。

(3) 解き直しで弱点を補う

解いた後は必ず本文をもう一度読んで、設問の根拠となる部分を確認します。

選択肢の消去法を試したり、間違えた問題を解説と照らし合わせて考え直したりすることで、ミスを防ぎます。

3. 入試直前対策:実践形式の訓練

試験本番に近い状態で練習することが成功の鍵です。

(1) 過去問を繰り返し解く

志望校の過去問を中心に、毎週最低1回は時間を計って解きます。

問題の形式や難易度に慣れることが大切です。

(2) リスニング対策も忘れずに

リスニング問題が出題される場合、毎日5〜10分程度の音声を聞く練習を取り入れましょう。

短い英文のディクテーション(書き取り)やシャドーイングも効果的です。

(3) 睡眠と体調管理を徹底する

勉強の質を上げるためには、毎日の睡眠時間をしっかり確保することが大事です。

適度な休憩を取り入れて集中力を維持しましょう。

[2024-12-13]