北浦和本校 からのお知らせ:
2009年
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。 さて、皆さんはどんな冬休みを過ごしていますか?受験生は勉強に熱を入れていると思いますし、それ以外の子は部活や勉強や遊び、アルバイトなどに精を出していることと思います。ちなみにスポーツ好きの私は毎年箱根駅伝やニューイヤー駅伝、サッカーの天皇杯や全国高校サッカー選手権大会などを見て過ごします。 1年を通してスポーツはよく見ますが、個人的に今年はどれも見ていて感じることがいろいろあった大会ばかりだと思います。ニューイヤー駅伝は最後3チームの争いがあり、たった(といっても、マラソンや駅伝の世界では大きな差だと思いますが)1秒差で優勝か否かが分かれ、箱根駅伝や全国高校サッカー選手権では優勝候補と言われたチームが思うような成績を残せずに去っていきました。特に箱根駅伝で常に優勝候補の一角にあげられていた駒澤大学のシード権落ちはほとんどの人が予期しない結末だったと思います。またその逆に、戦前はあまり下馬評の高くなかったチームが好結果を残しているのも目立ちました。 敗れたチームが自分達の力を過信したり油断があったとは言い切れませんが、がむしゃらさ、必死さを持ちながらも自分達のスタイルを貫き、ペースを考慮して試合を進めたチームが最後に笑ったということでしょう。 個人個人ができることには人それぞれ可能なことと不可能なことがあります。よく練習でできないものは試合では絶対にできないといいますが、勉強にも通じるものがありますね。ひとえに練習といっても長所を伸ばすものもあれば短所を補うものもありますが、自分が最高の結果を残したい場所で最高の結果を出す為に、自分の現状の能力を見極め、どんな練習をすればいいかを考え実践する、そうして今自分の実力でできることを必死に頑張った先に、良い結果が待っているのだと、改めて感じさせられる冬休みでした。
[2009-01-05]