北浦和本校 からのお知らせ:
自分の可能性を信じること
こんにちは。 この時期はインターハイ予選や総体予選があり、みんな白熱した試合をしていることと思います。自分も学生時代はそうでした。中学生・高校生のみんなには、ぜひとも悔いを残さない戦いをしてきて欲しいものです。 さて、私の出身県には、かつて20年以上連続してインターハイに出場している常勝チームがありました。当時は毎年のように〝絶対に〟インターハイへ行くのはそのチームと言われていました。私が高校3年生の時もそのチームに敗れて涙を飲みました。 しかし、私が高校を卒業して数年後にその記録が途絶えたそうです。破ったのは、近年いつも2位だったチームでした。 もちろん、記録が途絶えるのには理由があります。その常勝チームは実際に見てみると確かに、かつてと比べて個人個人の選手の力は落ちていたように見えました。 ただ、それ以上に大切なことは、その記録を破ったチームの監督、コーチ、選手達が自分あるいは自分達を信じて諦めることなく練習し、そして相手に立ち向かったからこそ、当時負けることはないと思われていたチームを破ることができたのだと思います。実際、私が高校生の頃から、そのチームの選手達はどの選手も常に自信に満ちた表情で試合に臨んでいたことを今でも覚えています。 一つだけ、時間は誰にも平等に流れます。その限られた時間の中で日々を後悔せずに生活し、来るべきときに備えておくことが大切だと思います。例えばその上で試合に負けたのだとしたら、テストで悪い点を取ってしまったとしたら、それは力不足としか言えないと思いますが、油断や練習不足、勉強不足で良い結果が出なかったのだとしたら、きっと一生後悔しますよね? 何事もそうですが、上記のチームのように、日頃から自分の可能性を信じ、後々後悔しないように、意識を高く持って毎日を過ごしたいものですね。
[2009-06-10]