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数学は理系だけのもの?

こんにちは。北浦和校講師の松尾です。 本日からこのブログでは、我々北浦和校の講師が順番に日々思っていることや感じていることなどを書き込んでいきたいと思います。ノーバス北浦和校の雰囲気も少しでも伝わればと思っているので、みなさん是非読んでみてくださいね! さて、私は数学を教える機会が多いのですが、その中でよく「こんなの将来役に立つの?」という疑問を生徒から投げかけられます。 確かに方程式や関数、また高校数学にもなると難易度も高くなるため、毛嫌いしてしまう人も少なくありません。皆さんの中にも「私は文系だから」とか「数学は理系の人のものでしょ?」と言って数学を避けてきた人も多いのではないでしょうか? しかし、数学は本当に理系のためだけのものなのでしょうか?私はその答えは「ノー」だと考えています。 私は大学で経済学を学んでいますが、その中でも数学はよく登場します。経済学は一般的には文系の括りに入っていますが、専門的な内容になると数学を利用することもしばしばあります。確かに入門書レベルであれば数学を避けて学ぶこともできますが、数学を「利用」することで、もっと面白い色々なことを分析できるようになってくるのです。 数学自体を学ぶことに面白みを感じられなくても、大学生や社会人になったときに、数学を「道具」として使うことを考えると、中学や高校で数学の勉強をすることは決して無駄ではないと思います。私自身、「数学を勉強していてよかった!」と思うことが、大学生になって何度もありました。 自分は文系だと思っている人でも、理系の人ほど難しい問題は解けなくても、教科書レベルの内容で良いので理解しておくと、自分の「道具」がひとつ増えるはずです。 今回は私が学んでいる経済学の例を出しましたが、数学は他にも色々な分野で利用されています。そういった視点で数学を勉強してみるのも面白いのではないかと私は思います。

[2010-06-11]

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