北浦和本校 からのお知らせ:
大学院
こんにちは。講師の藤原です。 松尾先生と真浦先生が就職活動のことについて話していましたが、今日は簡単に大学院のことについて書きます。 私達理系の大学生にとっては「卒業後すぐに就職する」ということ以外にも「大学院への進学」という大きな選択肢もあります。実際に多くの理系学生が大学院に進学し、私の学部でも毎年半数ぐらいの人が進学しています。 大学院とは大学の学部の上に設置されており、より深く学び、研究するところです。構造は、修士課程(マスター)と博士課程(ドクター)の二段回になっています。4年制の学部を卒業しただけでは社会に出て通用するほどの専門知識は身につかないと言われており、理系専門職に就きたいと考える多くの人は修士課程(2年間)を修了します。大学教授などになりたい人はさらに2年間勉強、研究を重ねる博士課程に進みます。 もちろん大学院へ「進学」するというだけあって学費もかかり、入学試験もあります。私は現在通っている大学の大学院へそのまま推薦で進学するつもりなので試験はありませんが、それでも競争率の高い研究室に入るには優秀な成績が必要になるので普段から勉強は欠かせません。もちろん受験勉強をして他大の大学院に進学することも可能です。 とにかく学費という大きなお金や少なくとも2年間という時間を犠牲にして自分の専門分野を究めることになるので、それなりのモチベーションが必要です。自分は理系に進みたいと考えている方は今回話したことを少し参考にしてみましょう。もっと知りたいことがあれば質問してください。 それではさようなら。
[2010-08-09]